2024年もあと3日!
ここで最後の頑張りである!

ブレーキロッドの取付
車体のディテールの次は台車である。
ED23は軸箱がホワイトメタルパーツを接着するタイプで
板台枠は薄い板で「ちょっとメリハリがない」とも思えるもの
なのだが、反面パーツを付けるにはやり易いタイプであった。
故人が組んだこのED56はロストパーツの軸受/軸箱可動の
高級品で板厚が厚くてメリハリがあるゆえにパーツの追加が
やりにくい(注:個人の感想です)
さらに枠が組立済であることがそれを助長している。
などいうグチはともかく、基本的にはED23と同じ方法で
ブレーキロッドを付けていく。
付けにくいので片方の台車をやるとぐったりして、2日がかり
になってしまった。
最後にカプラー解放テコ(片持ち)とエアホースを付けて
ハンダ付け工作を完了した。

砂箱は代替品
苦労の末にハンダ付け工作は完了した。
ここで大きな問題が残っていた。
遺品であるこのED56は「残りパーツがロストした状態」で
私のところに来た。
ウチにはパーツストックがあるので基本的には問題ないのだが
ED56独特の砂箱はさすがにストックがない。
色々と迷ったのであるが、結局「標準的なものでいいか」と
いうことでエコーの砂箱を接着した。

久々に塗装
台車と床板は定番のいさみや カラープライマー(黒)
ボディは本来はぶどう1号?なのだが、私はどうも「茶という
より黒なんだよなぁ」が嫌で、ぶどう2号を塗装する。
ED23同様にプラカラーにするつもりだったが、なぜか
運転スペース上に置いてあったマッハのぶどう2号を
塗ってしまった(笑)
後で考えてみると、この塗料はEB56を塗ったときのもので
あった。
ED56が「我が子(EB56)と同じ色を」と願った結果かも?
と雅なことを思ったりする(遠い目)

仕上/組立
塗装を終わり、テールランプに赤を入れ、ライトに銀を入れて、
汽笛を金で塗って・・・と仕上げは意外にやることがある。
その後で組み立てるのだが、パンタを固定するネジが
入れにくい(元々このパンタは中央のネジで固定)ので
ビスや碍子を飛ばして目が点になる(怒)
動力台車は1台なのでウェイトは軽め?と考えた結果、
先日鋳造した50gのタイプをネジ止め改造して使用した。
(追加したければこの上に貼ればいい)
組立終了して走行・・・あれ?動かない。
仕方なく再度バラして確認すると台車枠が車軸端に当たって
いた(呆然)
制作過程で確認したはずなのに、そういった凡ミスが出る
のが私らしい(反省)

完成したのでテスト走行
思ってもいなかった苦労をしてしまったが、テスト走行は
快調であった。
なんで買ったかまったく忘却していた大型パンタx2が堂々と
した姿でカッコいい。

先に完成したED23と
長年未完成で放置されていたED56シリーズであるが、今年ようやく
揃って完成することになった。
この2両、両方とも「故人から譲られたED56x2」で、それが
姿を変えてこうして並ぶことになった。

ED56ファミリーがようやく揃った
そうそう「顔を譲られた子供」の存在もあった。
実車は1台しかないのに、ウチでは大勢力である(笑)
今年も車両制作はここまで。
来年はなにをやろうか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。