今日はいい天気。
ちょっと散歩をした後で、懸案の鉄模社3920の動力化を行う。
リジットタイプながらモータは吊掛式にする
さて、14年ぶりに「動力化」である。
軸バネでもなくイコライザでもないリジットタイプの足回りながら、
モータは吊掛式とした。
これは、以下の理由による。
・台枠を変えずに動力を組み込むことが出来る。
・モータ側に伝わった振動を台枠側に伝えないように出来る。
特に後者は「ロッド式機関車の騒音の元になっている」と思われるので
この方式を標準にしていきたいと思っているからである。
モータはもちろんIMONミニである。
今回の動力化も、このモータがあったからヤル気になった。
吊掛式の取り付け部を作る前にちょっと笑ってしまうことがあった。
台枠と動輪の絶縁強化を行っていた(プラ板を貼る)のだが、なぜか
どうやってもショートしてしまう。
なんで?・・・・あれ?
なんと!第二動輪が絶縁側が逆になっている!(絶句)
じゃあ、逆に付け直せばいいではないか?という人は「蒸気機関車の
模型を知らない人」である。
動輪をひっくり返すと、バルブギアクランクが逆向きになってしまうので
ある。
仕方なく、ハンダこてでクランクを緩めて、爪でピユッと押して角度を
180度近く回すのである。
ああ、なんというローテクな方法!
さて、なんだかんだとあって、画像のような吊掛モータのブラケットが
出来た。
集電シューを付け、ここからが「調整の連続」
あとは出来た吊掛モータを付けては調整をして、ああ、動かないと
なればまた調整して・・・気が遠くなるような作業である。
ダルマヤのモジュール0.3のギアを使うと、おのずと調整がシビアに
なる・・・ああ、辛い。
こんなことなら、普通にカツミの14:1を使う(減速を入れる)ように
すれば良かったのに・・と反省しても遅い。
2時間近く、あっち切ったり、こっち削ったり・・でどうにか動くように
なった。
上回り:47g 下回り:72g ここからウェイトを搭載して・・・と調整を
繰り返さないといけない。
まあ、とはいえ動くようになったので満足である。
ここまで来て「あれ?先台車って??」
まあ、ここからは気長にやるか?と思ってハタと気が付いた。
「そういえば、先台車の車輪が見当たらないぞ?」
この3920型であるが、「一応鉄道模型社完成品」なのである。
その割には、先輪が無かったのである。
というとこは「もともと無かったのか?」
う~む、謎である。
まあ、無くてもいいか?