久々のロコのキット組み話。
軽便祭りのときに、IMONの店頭にあった丸瀬布21号機のキット。
そのときには「完成品を買うか」と思っていたのだが、このところ
ロコ工作をサボり気味なので、思い切って購入した。
蒸気機関車は下回りから
説明書に従い、まずは下回りから組んでいく。
台枠に裏側から冶具を使ってパーツを貼るのは何?と思ったのだが
しばし考えてアイドラーギアを含む動力部のパーツであることが
判ったのでハンダ付けするのだが、1ケ月以上の空白期間があるので
カンが狂って何度がズレて(仮止めだが)しまった。
シリンダブロックはちょっと凝った構造
シリンダブロックは台枠に左右を直接つけるタイプ。
作りの良いロストパーツで、中抜きがあるものなので、スリーブを
スライドとともにハンダ付けするタイプで作りがいい。
片方を固定し、もう片方をスペーサを入れてハンダ付け
台枠の組み方をどうするか?
ちょっと考えた末に、片方を直角を出して組んでから、もう片方を
スペーサを入れて、垂直を見ながら固定する。
精度の高いキットなので案外簡単である。
(注・画像ではギアが入る板がズレているが修正してある)
台枠が形になってからの調整が大変
とりあえず台枠が形になったので、洗浄してから動輪を入れて
スムーズに動くように調整する。
これが結構大変だった。
動輪の軸が入る台枠部も少しずつヤスり、アイドラーギアの台枠側の
受けも少しずつヤスるのだが・・・それでも組むと動輪が動かない。
なんで?と確認していくと、押さえ板のアイドラーギアを押している
部分がガッチリ押さえてしまって回転しないことが発覚。
削り過ぎると不調になるので、調子をに見ながらちゃんと動作する
までヤスりを行った。
この製品はK&Dが付かない?
台枠を組んだところで気が付いたのだが、前梁部のカプラーポケットに
K&Dが入らないことが判った。
これは、乗工社時代からなのだろうか?
ウチの車両は、このクラスはK&D装着なので、使えないと困る。
動輪の調整が終わったところでK&Dを仮止めしてみると、
ポケット部の穴を少し広げておけば良さそうなことが判った。
今日はここまで。