実はミランダよりこちらが先だったがなんとなく順番逆転。

意外に出番が無かったこの2台
カードンとリードは10年以上所有しているカメラである。
レンズは先行して入手していたのだが、資金難によりボディは
後になってしまった(遠い目)
その頃はちょっと忙しくて使う機会が無かった。

Ektar47F2 絞り解放

Ektar47F2 F=1:4

Ektar47F2 F=1:5,6
カードンは購入時から距離計のハーフミラーが劣化していたので
エクターを絞り解放で使うにはどうか?と出番が無かった。
10年以上経過して「これでは気の毒」となって距離計修理を
含めたオーバーホールを済ませたものの、今度はコロナ禍で
1年出番が遅れてしまった。
このカメラはLeicaIIIaを参考にしている?ので距離計と
ファインダーの間が離れているタイプで寒冷地で手袋をして使う
ためにレリーズと巻上ノブに特徴がある。
構造そのものはバルナックライカと同じなので特別なコツなどは
ないが、操作感はライカとはそれなりに異なるのが楽しい。
エクターも久々に使ったが良く写るレンズである。

Tayler-Hobson50/f2 絞り解放

Tayler-Hobson50/f2 F=1:5,6

Tayler-Hobson50/f2 F=1:8
同じバルナックコピーでもリードはIIIbを元にしているので
カードンより近代的に感じられる。
メッキも綺麗、操作感もスムーズで「さすがはイギリス」と
感心する。
テイラーホブソンの50F2はボディ同様外観の仕上げが美しくて
使うのを躊躇っていたが今回使ってみるとカッチリ写る良い
レンズだと改めて思う。
同じ時代にバルナックライカを元にしているのに、国が違うと
結構違うものなんだなとにやにやしてしまう。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。