模型作りが停滞したまま12月も真ん中(あほ)

苦労してソンベルアダプタ?が完成
M37接写リング+M42チューブ(の中リング)+キエフの
ヘリコイドという「ヘンタイとしか思えないアダプタ」が
ようやく完成。
一見「まったく合う気がしないパーツ」が実は組合せ可能
になってしまうことを発見するのは楽しい。
(単にアホなのかもしれないが)
さて、いよいよ撮影である。
前夜にソンベルとタクマーを使ってしっかりと訓練。
古いカメラは「フィルムを入れて即撮影」とはいかない。
(その労力を模型に使えよ!=>オレ)
純正レンズはAngeniux50F2.9を使うことにした。
このレンズは距離計連動なのでレンジファインダ使用で無難に
成功を狙えるからである(ちょっと悲しい)

Angeniux50F2.9 F=1:5,6(レンジファインダで撮影)

SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 F=1:5,6
撮り鉄?についてはレンジファインダで撮影するとファインダの
位置関係(ピントグラスを避けて横にある)の関係かどうも
真ん中に持って行けない。
ソンベル50F3.5での撮影については、撮影したときにはダメかも?
と思ったが現像結果はカッチリ写っていた。
(ちなみにタクマー50F3.5での撮影は失敗)

タクマー50F3.5 F=1:5,6

SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 F=1:5,6
残り少ない紅葉の撮影。
快晴のおかげもあってかいい感じに写っている。
同じ条件で撮影してもタクマーとソンベルで微妙の描写が
異なるのが楽しい。

SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 絞り解放

タクマー50F3.5 絞り解放

Angeniux50F2.9 絞り解放
絞り解放での3レンズでの撮影。
いい感じ?にハレーション気味になっているが、プリズマレフの
一眼ファインダもボ~っとハレーション気味になるのでピント
合わせが辛かった(単に老眼かも?)
当たり前かもしれないが3本中一番新しい?タクマーがやや安定
した写りになっているように思うがどうか?(気のせい?)

使いにくいカメラでアダプタを使うということ
ウチのプリズマレフは実はシャッター幕交換済の完品である。
それなのにレンズが2種類(もあれば充分?)しかないので
使用頻度は高くなかった。
今回、アダプタを使うことで純正とはまた違ったレンズの
用途うが増えて撮影意欲が向上した。
え?写真の腕前=ヤル気じゃないのか?って?
私の場合、昔の銘機+銘レンズ?を使うことで「この時代の
人はなにを考えてこれを作り、どういう気持ちで写真を見て
いたのか?」を考えるのが好きなのである。
アルパレフの前身、BOLCA1の標準レンズはソンベルの
50F3.5であったらしい、ということを聞いたことがある。
戦前にこのカメラを買った人は、私と同じに「ピントの山が
見えん!(怒)」と思いながら撮影したのだろうか?
そんなことを考えるのは楽しい。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
製品を改造することはリスクが多いです。
場合によってはカメラやレンズを壊す可能性もあるので
お勧め出来ません。
参考にされる方は「自己責任」で行い、他の人に迷惑を
かけないよう留意しましょう!