今年は早々と桜が開花。
あれこれ銀塩カメラと使うのだが、当然マキナIIsも活躍する。

アクションファインダーを使う
6x6版で練習したのでいよいよ6x9版で撮影する。
どうせなら!ということで今回はアクションファインダーを
使ってみることにした。
現代の人には「なんじゃこの枠は?」と見えるだろうが、
動きの速いものを撮影するときにはこの手のファインダーを
使うことがあったのである。
(ハッセルにも純正品としてこの手のものがあった)

Anticomar100F4.2 F=1:9

Anticomar100F4.2 絞り解放(ピンが甘い?)

Anticomar100F4.2 F=1:6
続いてテレマキナ190F4.8である。
こちらは通常のファインダーで撮影。

Tele-Makinar190F4.8 F=1:12

Tele-Makinar190F4.8 絞り解放

Tele-Makinar190F4.8 F=1:6.3
撮影結果を確認しながら思ったのだが、レンジファインダ機の
距離計でのピン合わせは桜の花のような「同じような形のもの
がいっぱいある」ものは合わせにくい。
どの花に合わせているか判りにくいのである。
結果的にアンチコマーの1コマが甘いピンになってしまった。
それでも結果的には「マキナIIsとレンズは良く写る」である。
こういうものは「自分で使わないと正しい評価は出来ない」と
改めて実感した。
ところで、笑ってしまう話がある。
先に書いたアクションファインダーであるが、この枠
(1)枠を上げる前にフードを付けると起立出来ない。
=>その逆「フードを付けると出しっぱなし」
(2)うっかりテレマキナを装着するとやはり枠が仕舞えない
まあ、古いカメラなのでそんなものか(笑)
そういうことに気が付いたりして楽しむのがクラカメ撮影
なのである(遠い目)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
クラシックカメラ専科 No1 (株)朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科 No2 名機105の使い方 (株)朝日ソノラマ 発行