電鉄軽便レイアウトも3個作成して一段落。
さて、次はなにをやるか?
考えていて気が付いた「ウチには普通の軽便レイアウトがない」
非電化軽便のレイアウトがないのである(遠い目)
林鉄風レイアウトの半分を駅を設置するため田園風景風にしたが
普通の地鉄とは言い難い。
これはやはり「味噌汁軽便レイアウトを作らねば!」ということ
になった。
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基本プランを考える
私の味噌汁軽便の原点は「祖師ヶ谷軽便鉄道」である。
以前、そのプランを元にしたレイアウトを試作したが以下の問題があって
製作を中止した。
(1)リバース線を入れると台枠サイズが大きくなる
=>900x600は必要(ウチの収納限界は800x450)
(2)背面側のポイントが複雑
=>軽便鉄道としては不自然
=>不自然さを隠すために山で覆うと小型レイアウトでは線路の
見える部分が減る
(3)山で覆うとポイント操作が不便
=>レールクリーニングもやりにくい
とはいえ、終端駅を手前に持ってきて始発列車風景を実現する
楽しさは捨てがたい。
今回のレイアウトでは今まで活用していなかった単端気動車を使う
ことを考慮すると「反転する機能」は必須である。
どうしたものか?
そこで気が付いた!
「ウチには小型ターンテーブルがあるではないか」
ゴムベルト式で180度反転タイプのターンテーブルを作ることは
私には容易になったのである。
それならば!ということで中間駅に小型ターンテーブル(50φ)を設置して
ここで単端気動車を反転して終端駅に戻すのである。
よし!このプランで行こう!
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高低差とストラクチャの配置
TOMIXのR140を使って線路配置を検討する。
エンドレス部分は草軽風レイアウトの改造前のプランを使用し、分岐して
終端駅に下ってくる。
祖師谷軽便鉄道ではエンドレス下を通していたが、それでは終端駅から
エンドレスに上る勾配がきつくなるので外に逃がした(5%勾配)
エンドレスについても終端駅との高低差を取るために背面側から
勾配で登坂(2%)して終端駅から30mmの高低差を付けている。
終端駅の機回し線には60φターンテーブルを使用する。
ストラクチャについては茅葺屋根民家を設置し、その下に棚田を作る。
終端駅を作るため、小型レイアウト標準の600x400には収まらず、
600x450に拡大した。
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高地地面と道床の設置
レイアウトプランがおおよそ決まったので道床と高地の地面を付ける。
中間駅周辺は小型ターンテーブルを設置するので強度を確保、のちの工作
のために脱着式にしてある。
台枠の2角はカットして補強を入れて強度を確保、配電盤もこの位置に
設置するのはウチのレイアウトの定番技法となった。
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ターンテーブルはユニット化
台枠サイズは終端駅+ターンテーブルのため600x450に拡大したのだが
結果的に60φターンテーブルはギリギリで収まらないことが判った。
今後のこと(新しいものに交換、メンテナンスなど)もあるので
ユニット化して脱着式にすることになった。
せっかく外出し可能にしたので、ターンテーブル先端に小さな格納
スペースを付ける予定。
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ゴム道床と線路を敷設
このレイアウトは台枠トップ面にレール直接敷設は少ないので防音ゴム
は不要?とも思ったが、防音するに越したことはないので敷設した。
PECOの線路も敷設して正式な線路での走行テストが可能になった。
さて、次はどうするか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行