久々にこのテーマ。
前回:

ED56=>ED23改造
EB56を作るきっかけになったのは、故人の遺品の話からだった。
元々譲ってもらったED56(中古でやや作りが甘い)があったが
そこにさらに遺品としてED56が来たので「違う使い方を」と
ED23に改造したのである。
(注:そのED23の話は近々報告予定)

EB56作成は2008.7.20
上記改造から3年ほど経過してカットした前面を使って
EB56(ボディ)を作成した。
t0.3真鍮板に帯板を貼り、それを曲げてボディを作る方法は
かつてEF50やED38を作成した方法と同じである。

モニターとランボード
EB56は下回りはカツミのEB電機なので車体の仕上げである。
モニターとランボードを作成して取付。

あとはホーンとライト類
前面下デッキ?はオリジナルのED56用を少し短めに取付。
仮組してED56と並べてみるといい感じである。
灯火類とホーンを付ければ完成である。
ED56の独特なテールライトをどうするか?は思案中。
(注:ED56についても近々報告(予定))
次はEB54である。

EB54の下回りデザイン検討
車体は前回UPした経緯で作成したものの、実物?とは
まったく異なる下回りのデザインがなかなか決まらず
停滞していた。
先日「突然デザイン案が降臨」したのでボール紙をカットして
作って検討。

台枠とブーフリ式台枠
前後台枠部をt0.6板で、ブーフリ式台枠、反対側のカバーを
t0.4板で作成してみた。
まあまあか?

久々の金網貼り
下回りが進捗したのでボディの仕上げを開始。
ランボードを作成/取付し、車体側面ルーバーの金網をハンダ付け。
金網貼りはひょっとすると10年以上ぶり?
金網はほつれてしまうと困るので4辺をハンダを流しておくのだが
これが面倒な作業なのである。

カプラー取付
上にデッキ(網板)があるのでカプラー台は床板とは別に
する必要がある。
t0.6とt0.8を組み合わせて脱着式のカプラー台を作成した。

デッキ部
デッキ部はスケール機よりは簡素化してある。
フクシマの網目板を貼り、0.5φ洋白線で手スリを付ける。
手スリ付けは2019年の京福テキ512以来久々の工作?と
いうことで少し手こずってしまった。
ステップはアダチのハシゴを使ったが、そろそろ手持ちが
無くなってきたのが気になっている。
屋根上にはエコーモデルの真鍮製エアータンクを取付。

なかなか良い感じになった?
なんだかんだと手がかかるEB電機なのだが、手をかけただけ
良い感じになった?

鉄模社のパーツを使うのがこだわり?
ブーフリ式台枠のディテール作りにはかしめと50年くらい
前の鉄模社の蒸気用ロストパーツ(当時の130円は結構高い)
を使ってみた。
ボディに鉄模社ED54の車体をカットして使うくらいなので
「コソっとロストパーツが鉄模社」というのはよ~~っく
見ないと判らない「こだわり」である。
こういうことが「自作する楽しさ」だと思う(遠い目)
EB電機をやると思うことがある。
それは「長さが短いだけで労力はスケール機と同じ」である。
結局、前面はほぼ同じ構造、パーツ類(ライト、汽笛、パンタ等)は
スケール機と同じなのだから当然ではある。
それでもこのタイプの模型を作るのは「フリースタイルの楽しさ」を
感じたいのである。
実物(実寸)への忠実度や縮尺とは関係ない「模型の楽しさ」が
あるのではないか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
電気機関車展望[1] 久保 敏・日高冬比古 著 交友社 発行