2024年もあとわずか!
寄り道してしまったが鉄模社ED56をなんとかせんと!
しかし・・・
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稼働率の低いレイアウトのテコ入れ
去年まではレイアウト工作が中心だったが、新規製作が
一段落したので今年は車両製造に集中していた。
ということでレイアウト工作はしないはずだった。
しかし年末になって禁断症状が出てしまった!(無念)
それもあるのだが、恒例の大晦日年越し運転で使うレイアウトを
どうするか?と考えているうちに思ったことがある。
「稼働率の低いレイアウトのテコ入れ」である。
検討の結果、一番低下しているのは林鉄&味噌汁軽便レイアウト
であることに気が付いた。
それが小型(ウチでは600x400以下が小型)なら良いのである。
このレイアウトは800x400と大型である。
実質「無稼働」というのはなんとも問題である。
ということで来年本格的に手を入れることにした。
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改修計画(1)
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改修計画(1)
すぐにやるか?はともかくとして、改修プランを検討する。
このレイアウト、現状では林鉄+味噌汁軽便になっているが
それは「R177の味噌汁軽便レイアウトが無かった」からである。
しかし、その後「架線付きでR177の地鉄レイアウト」が出来た。
となると、このレイアウトの立場は「中途半端」である。
ならば「本格的に林鉄レイアウトにしては?」と気が付いた。
R177カーブを採用したのはダックスやシェイを使うためである。
その目的だけなら満たしているのだが、現状では運材台車を
連結しての交換線がないので運転が不便である。
ならば有効長の長い交換線のあるプランを!と考えたのが
上画像の庵である。
これならば運材台車x6両でも行ける!
これでいいかも・・・と思ったのだが・・・
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改修計画(2)
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改修計画(2)
プラン1の難点は「結局新造と同じ手間」であること。
それならば「いっそ全て新規」で作ればいいとなってしまう。
そこで考えたプランは以下の通り。
(1)作業軌道はS字カーブを緩和して大型ロコの走行を楽にする
(2)交換線は花巻風レイアウトのように「カーブにポイントを置く」
形式にして台枠改造ナシで済ませる。
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とりあえず地面を剥がす
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とりあえず地面を剥がす
おおよそのプランは検討したが、駅側はまだ検討の余地あり。
そこで「大晦日運転で使い易いように作業軌道のカーブ緩和」を
先行して実施することである。
「レイアウト工作禁断症状」解消にも調度良い工作である。
さっそく地面を剥がしていく。
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カーブ緩和の計画
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カーブ緩和の計画
現状のS字カーブはR177で構成したのだが、シェイがときどき
脱輪するので作業軌道を改造しないレベルで少し緩和したが、
交換は今イチであった。
ということで作業軌道を本格的に設置し直してR280主体で
行くことにした。
一応上画像のようにテストも実施して工作開始である。
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作業軌道の脚は再利用する
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作業軌道の脚は再利用する
このレイアウトのベースはR150で作った林鉄レイアウトが
元になっていて、おおよそ30年の歴史がある。
今回の改造で30年前のままの作業軌道は消滅してしまうが、
脚はまだ使えるので修理して再利用する。
この脚は下側にピンを打ち込んで丈夫に作ってあるので
ちょっと修理すればまだ使える。
(注:最新のものは下は差込/上はピン打ち込み)
こうやって歴史を重ねていくのも「味がある」と思う。
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作業軌道を再敷設
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作業軌道を再敷設
修理して脚を再度設置、桁と裏側は道床を付けて作業軌道を
再構築していく。
作業軌道と路面軌道は「ウチの伝統工法」になった?
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とりあえず作業軌道復活
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とりあえず作業軌道復活
作業軌道を設置してレールをちょっと短くして再接続して
走行可能になった。
さっそくトーマのプラシェイやダックスを走行してみると
ゆったりとしたカーブでゆらゆら走る姿がいい感じである。
残りの工作はまた来年・・・
これでレイアウト工作は終わり・・・にならず(う~ん)
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あれ?脚にロコが当る?
来年の作業軌道の地面作りの参考にするため、久々に作業軌道
レイアウトを出してみた。
ちょっと運転して・・・あれ?
脚にロコがぶつかってる!(謎)
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枕木がぐちゃぐちゃ(呆然)
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枕木がぐちゃぐちゃ(呆然)
よ~~っく確認してビックリ!
ループ線の交差部分は5cmほど直線になっており、そこ部分は
フレキレールに曲げクセを付けてから犬クギで作業軌道に固定
してあった。
それがなんと! レールの「カーブの外側に広がる力」でフレキの
枕木を壊して「円形戻り」していたのであった!(衝撃)
この問題、以前路面複線レイアウトの試作でも同様の現象が
発生して問題になった。
それを教訓にして改善したはずであったが、またしてもやって
しまった!(反省)
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なんとか修理
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なんとか修理
放置してもおけないので修理を行う(しくしく)
(1)レールはカットして上側/下側のカーブに分割して
枕木を抜いてしっかりと曲げる
(2)枕木は新しいものを差し込む
(3)交差部の直線レールは新しくカットしたものを差し込む
なんだかんだで3時間かかって走行可能なレベルまで修理した。
テスト走行は問題なし。
この改修により「また円形戻りしても真ん中の直線が外れて
破損を防ぐ」構造になった。
=>最初からそうすれば良かったのでは?(反省)
しばらくは犬クギは仮止めにして壊れないことを確認してから
本格的に固定して塗装も行う。
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「日本型軽便車両の始祖」も改修
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「日本型軽便車両の始祖」も改修
作業軌道レイアウトで珊瑚模型の東洋活性白土5号機を使ったが
この車両、なぜか制作時にモータをアル0811を使用している。
このロコ、小型で走行もまあまあ良いのでお気に入りで良く使う
のであるが、PU101でこのモータは非力で走行がギクシャクする
ことがあった。
レイアウト工作ついでにその不満解消のためにモータをアル1015に
交換した。
さて、本当にED56の工作を再開せねば!
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。