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Channel: 気まま雑記
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第11回 軽便祭り(小茂内鉄道山奥線)

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さて、今回の祭りでもう一つ楽しみにしていたのが「小茂内鉄道山奥線」
である。
予告にあった「高低差」とその路線でどのような走りが出来るか?を
実際に確認出来るのである。
(ああ、軽便祭りって素晴らしい)

Sun50_20151004
 ここで嬉しいサプライズ!

現地に行くと・・・あれ?
なんと!ナガウラさんのレイアウトである。
う~ん、今年の祭りで見ることができるとは思っていなかった。
私のレイアウトはこのレイアウトを見習って・・・いるはずなのだが、
ぜんぜん違うものになってしまうのが悲しいのである。
やはり、ココロが濁っているとダメなのか?

Sun51_20151004
 反対側を見るのは初めて!

山奥線乗り入れをやっていて、ちょっとお留守番をしたときに反対側を
見ることが出来た。
う~ん、こうなっていたのか・・・

さて、いよいよ「山奥線」である。

Sun52_20151004
 ようやく全貌を見る

なるほど、全体の風景はこうなっているのか!
実はもっとレールが隠れていると思っていたのだが、舞台裏を含めると
案外レールは表に出ているところが多い。
それにしても、この高低差なので「急こう配?」と確認してみると、きつい
ところでも4%ということであった。
これは意外であった。
私は単純に「線路の高低差をつけると急こう配になる」と思っていたのだが
後で出てくるのが「高さ感は風景と配置の妙で出る」ということが判った。

Sun53_20151004
 こんもりとした樹木・・

事前発表の画像では「高さを押えつつ(移動のため)森林の雰囲気を出す」
ということであったが、どうなっているのだろう?と思っていた。
なるほど、市販品の背の低い木の素材を生かして表現すると、山深い
風景になることを実感出来た。

Sun54_20151004
 高低差感は「渓谷と橋にあり!」

勾配が思ったよりゆるく、実は山も高さを押えている。
それなのにこの高低差感はなに?
現物を見てなるほど!と思ったのがこの「渓谷を見上げたときの風景」
である。
この部分がザクっと掘り込まれた渓谷になっており、その川を
橋梁がヒョコっと現れてその上を車両が走っていく・・・・・
なるほどである。
これであれば、十分に高低差感が楽しめる!!

ところで、ここで色々な人と会話していて出たのが「レイアウトで
ここまでおばさんが注目されたことがあるだろうか!」という話。
橋の上で談笑?しながら歩いているおばさん2人がいい感じ
なのである。
他の人形の配置も良く、こういうセンスはさすがだと思った。

Sun55_20151004
 眺める角度によっては、生活感が出てくる

持ち込み車両(DC、ガソ、コッペル)を走らせてもらったり、他の方の
車両の走りをあちこちから撮影していて思ったのが「見る角度によって
は山間の村の生活感がある」という作りになっているのが楽しかった。
これは「線路にムリな勾配を付けない」ということで、その周りの風景が
穏やかになり、畑や田んぼ(刈入後)の風景が楽しめる・・・
これは見習いたいものだと(遠い目)

Sun56_20151004
 ああ、いいなぁ・・・

ということで、眺めて良し、寄りいれて寄良し!の山奥線であった。
みのるさん、ありがとうございました!


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