さて、先週塗装した乗工社シェイを組み上げる。
まずは台車部分からチェックしていく。
オークションで落札出来た理由が判明
さて、台車の伝動部をチェックしていると「あ、やられてる」
なるほど、ギアの組み合わせを間違えて組む=>噛んでギアが外れ
で動作不良になったことが判明する。
確かに、この「プラで薄くなったギア」は組み合わせが判りにくい。
ひょっとすると元から間違っていたのかも?
ベンジンで洗浄して、ロックタイトを入れて組みなおす。
動力部は初期型と最終型ではこんなに違う
先に組んだ初期型と比較してみる。
初期型はPU101そっくりなギアを使っていて「抵抗多いなぁ」という
タイプ(そして、事実重い動き)なのだが、この最終タイプではプラ製の
薄めのギアで、動かしてみると事実軽く動作して心地よい。
今回もモータはアル1015に交換したのだが、初期型のときは
やや重めに動作していたのだが、最終型ではサクっと動作する。
もっとも、動輪もプラ輪芯(ギア一体)でアイドラーギアも薄めで、
正直言って「いずれ割れそう」で心配である。
しかも、見た目で組み合わせが判りにくく、私も「合わせたはず」なのに
組み合わせを間違えていたようで、ガチン!と噛んで止まってしまい、
何度も分解して組み合わせをチェックしてようやく動くようになった。
まったく、乗工社シェイは油断出来ない。
いよいよ上回りを組み付ける前に補重をする
素のままのこのシェイの重さは以下のような感じである。
上回り: 23g
下回り: 47g
ちなみに、他のシェイはこんな感じ。
トーマモデルのシェイ: 75g
乗工社(初代) : 79g
このシェイは煙室戸が外れない(涙)
仕方がないので、他のボディ部にあれこれと+7g補重した。
結果、77gになった。
いよいよ牽引力測定!
あれこれと調整して、快調に走るようになった。
ということで、いつもの「牽引力測定(通称”いじめ)」である。
結果としては、初代より軽快に易々と101gを牽引して2%勾配も
3%勾配もするすると登ってしまった。
さすがである。
いつの間にかナローのシェイがこんな数に!
ということで、我が家のシェイがまた増えた。
今後のトーマモデルシェイが乗工社シェイに負けない牽引力を
出せるか! 楽しみである。