桜の季節、撮影シーズンである。
ということで、撮影機材が増える(ほんとか?)
シュタインハイルの CASCA I型
CASCAについては、II型はこのブログでもときどき出てくるのだが、
I型は今回初登場である。
正面から見た姿は、II型よりはるかに印象的だ。
巻き上げ/巻き戻しを1つのノブで行うという大胆な構造
そのため、スプールは時計回りになり、裏蓋もローラーが付く
I型のなんとも不思議なところは巻き上げ/巻き戻しのノブが一つで
行うところである。
そのため、スプールが時計回りに巻いていくようになり、裏蓋にも
ローラーを付けて・・・などなど凝った構造になっている。
しかし、結果としては「フィルムが送られているか判らない」
「巻き戻し時にフィルムがスプールとローラーに挟まって巻き戻せない
ときがある」 などなど・・・不具合が多い。
なぜこのような構造にしたのか?
CASCAをしみじみと見ていると、II型ではギアを入れてファインダー横
に一度軸を逃がしているのだが、これを止める方法の検討の一環・・
だったのだろうか?
(結局、ダークバックを使うことになる・・・(遠い目))
Culminar50F2.8 絞り解放 1/1000
記念すべき初撮りはロマンスカー(LSE)である。
CASCAの場合、I型とII型でファインダーがぜんぜん違うので構えた
ときにあれ?と思うことがあり、おかげできちんと構図が取れなかった。
まあ、クラカメは「ちょっと苦労するのが楽しい」のである(ち~ん)