GWが終わってしまった(遠い目)
しかし、路面電車のレイアウト工作は続く。
路面電車のレイアウトと来れば、やはりトラバーサである。
(注:個人の意見です)
長尾軌道シリーズでは定番のトラバーサ
私におけるトラバーサの試みはかなり初期の段階から行われていた。
最初は寺町線で、その後何度かの改修と経て、新線に組み込まれて
現在に至っている。
このトラバーサ、小型レイアウトの寺町線での使用を前提に作成した
ため、長さの関係で単車での使用が前提となっていた。
また、ピットの深く(そういうものだと思っていた)、線路数も3線で
しかも格納線が2線しかないので収容能力にも問題があった。
(ポイント1個と変わらないだろう?という意味)
こういう点については「いつか改良型を作りたい」という願望があった。
何度も改良を経て完成した機関部
なにしろ参考に出来る資料(模型的に)がないので、最初から試行錯誤の
連続であった。
ネジ棒を使うスライド方式はすぐに決まったものの、とりあえずはテーブル
中央部にネジ棒を置いて動かしてみると、線路に接する部分がブレて
なかなか線路同士が合致しない。
結局、ガイドレールを平行に置くことでブレを止めて、線路との合致も
するようになった。
さらに、ストップするための回路を組み込んで・・とかなりの長い時間が
かかった。
このような「第一世代の実用化」の過程で学んだ経験を元に、もっと良い
ものを作れるのでは?と思い、動力部を試作したまま20年近く経過・・
21世紀になり、さらにあれこれとレイアウトを作成した結果として
路面電車のレイアウトを作成することとなり「こうなればやらんと
ダメだろう」ということで、トラバーサを作成することになった。
現在作成中のレイアウトが、交換線の反対側が直線しかなく、
空間が空いているのは実はそのためもあるのだ。
20年近く前に試作した動力部を仕込む
第一世代からの改良点は「平行するレール部は短くてもいいだろう」
であった。
機関部がコンパクトでないと、レイアウトに搭載する際にスペース的に
制約が出るからである。
今回の実用試験開始については、この機関部は変更していない。
動力部については、以前のように苦労してウォームギアを使って
大きな原則をする必要はなく、ギアヘッドモータが使用出来た。
線路数はちょっと機関部を改良して線路間隔40mmとして格納線を
3線とした
なにはともあれ動作することを確認したところで時間切れ。
ここからが大変だ。