超久々に休日が晴れである。
前回、修理完了に大喜びしたTANACK SDで撮影したときに、長玉で
撮影した結果が「アルバダファインダの調子が悪くて」という話をした。
さて、そこで思い出したのがタナック MFである。
10年ぶりかも? MFで撮影する
クラカメの本では「幻の試作機」と書かれていて、形式も出て来ない。
で、それがなぜか私の初タナックの「MF」である。
V3とそっくりさんなのだが、結構異なる部分が多く(機械部分も含めて)
謎の多いカメラではある。
これがMFのファインダー(135mm枠が中央)
凝りに凝ったSDとは違い、MFのファインダーは単純であ判りやすい。
枠を出すしくみはブライトフレーム式である。
50mmの枠は出っぱなしで、135mmと100mmが切り替えられる。
V3と倍率は同じ?なのかとも思うのだが、50mm枠の外側が結構余裕が
あるので、少し倍率が低いのかもしれない。
枠は固定でパララックス補正はない。
比較のためV3のファインダー
V3のファインダー枠はアルバダ式である。
覗くと判るのだが、フレーム内いっぱいに枠が出る。
さて、撮影結果である。
タナー135F3.5 F=1:5,6
タナー100F3.5 F=1:5,6
定番のロアンスカー撮影は結構うまく行って満足である。
タナー135F3.5 F=1:8
タナー100F3.5 F=1:8
こちらは135mmでの撮影結果は・・であった。
MFでフレーミングしてみると判る(って、カメラどうやって入手するんだ?)が
135mmの枠は小さく真ん中にあってなんだかなぁ、なのである。
Leica M3でも「135mm枠は小さいな」と思うのに、MFだと目がショボショボする
大きさなのだ。
ああ、目が疲れた。