カメラ友人からレンズを数本譲ってもらった。
その中にPlaubel MakinaIII用の190F4.8が入っていた。
ボディは持っていないので「遊び方」を考えないといけない。

まずはα7で使う
久々のデジカメによるレンズ使用である。
中版用レンズなので、鏡筒をなんとかしないといけない。
どこに仕舞ったのか??になっていたミノルタのコンパクト
ベローズを発掘(他にもあれこれ試した)して、パーマセルで
固定して試写する。

あれ?なぜに上方が暗い?
撮影してみると、なぜか上(実際の素子では下方)が暗くなる。
EVFで見ていると異常がないので??だったが、友人からは
「α7は最近トラブル(故障)例が多いよ」と言われて
少し凹む。
あくまで個人の調査結果:
その後あれこれ確認すると、どうやらISO感度を下げて
低めのシャッター速度で接点のないアダプタ使用で撮影
すると後幕が残る(らしい)ことが判ってはきたものの
原因はあくまで不明です(ご参考)
仕方がないので、α7IIに撮影をバトンタッチする。

Tele-Makinar190F4.8 絞り解放
撮影結果を見ると、なかなかに柔らかい描写でバラなどの
撮影には良い感じである。
ボケ味も光の具合によっては「個性的」になることも確認。
いい感じのレンズだとなると、もっと大きなフォーマットで
撮影したくなる。

次はハッセル1000Fに装着
やはり中版で撮影したいとあれこれ試すのだが、ブロニカDxは
フランジバックが短すぎてダメであった。
ハッセル1000Fで試してみると、アルプス堂で500円で
購入したミノルタSR時代の接写リングにボール紙を巻いて
ググッと入れると固定出来ることが判った!
嬉しいことに無限遠も出るので撮影してみる。

Tele-Makinar190F4.8 F=1:5,6
第一写は久々のハッセルの動作速度を読み切れずに見事に
タイミングをハズした!(ち~ん)
考えてみると、1000Fでは80mmしか使ったことがないので
190mmという望遠になるといきなり被写体がファインダー
に飛び込んでくる(この場所では)のでレリーズがまったく
間に合わなかった。

Tele-Makinar190F4.8 絞り解放
バラ撮影は良い感じであった。
ああ、やはり中望遠用のレンズなのだが、と実感する。
こうなると、やはり大判デジをやらなくてはいけない。
実は、このレンズにはその点で下心があった(笑)

レンズボードを作成
ベニア板を加工してレンズ取付部はこれまたアルプス堂の
500円コーナーで買ったニコンの接写リングをネジ止めした
ものにパーマセル固定である。

Tele-Makinar190F4.8 絞り解放
![Plau9_20201119 Plau9_20201119]()
Tele-Makinar190F4.8 F=1:12

Tele-Makinar190F4.8 F=1:12
ハッセルでは絞り解放でもOKだったものが、大判(といっても
ピントグラスをiPhoneで撮影しているのだが)ではダメと
いうことか(ふむ)

続いて野外撮影
外で風景撮影を行う。
ときどき通りかかる人が凄く怪しいものを見る目・・・

Tele-Makinar190F4.8 F=1:12

Tele-Makinar190F4.8 F=1:22
ああ、明るめのテレマキナでも目玉焼き(中央が過露出で飛んで
しまう)になってしまうのか。
それよりも、大判とはいえ小さめのこのカメラのフォーマットに
190mmは長すぎ?で野外撮影ではワイドが欲しい!(願望)
ということで、プラウベルのレンズをとことん遊びきったので
あった(あ~疲れた)
他にも、京セラAFレンズ3兄弟、カードンの続き、ReidIII、
LXなどやっているのだが、そろそろ模型工作がしたい!
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。