それはあるきっかけから始まった。
紅葉&撮り鉄も一段落したので模型工作!と思うものの、
どうも気分が乗らない。
これは「実物鉄成分の不足に違いない!」ということで、
過去画像を整理して撮り鉄画像を見ようということになった。
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古いバックアップHDD昇天!
バックアップHDDは2種あり、古い方のHDDの画像を
見ながら整理作業を行っていた・・・あれ?異音が・・・
そしてまったくの無反応!
おいおい、まさかのバックアップHDD昇天かい!
古い方なので損害は「友人からもらったエッチ画像」くらい
なのだが、本命のHDDもそんなに新しいものではない!
これはいかん!ということで、新品HDDを2台購入して
20年分の画像をバックアップ&整理するのに2日かかった。
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どうせなら銀塩も整理しよう!
デジタル画像20年分をチェックすると、次は銀塩が気になる。
実は銀塩について鉄道系のものを集めてあったのだが、スキャン
作業をサボっていた。
この機会にスキャンしよう!とアルバムとネガ&ポジの
整合性チェックを3日かかって実施(グッタリ)
さあ!いよいよスキャン作業開始!
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衝撃のスキャン結果!
上画像は1980.12?に四国にDF50を見に行ったときの
画像である(元スキャンは真っ黒なので少しだけ加工)
な、なんですかこれは!(衝撃)
銀塩フィルムの劣化の話は聞いてはいたが、少し褪色
するくらいだろう?と思っていたがぜんぜん違った。
おいおい、これではいずれ「ただの黒いもの」になって
しまうではないか!
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1993.1月の野電のネガ
上記画像より13年新しい野電の画像。
おいおい、すっかり褪色しているではないか!
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1979.8に撮影した野電を2002年にスキャンしたもの
野電といえば、高校時代に撮影したものを2002年に
HP更新のためにクールスキャンで取り込みしたものが
残っていた。
20年経過していても、この画質!
当時のスキャナ&パソコンは処理が遅く、全ての撮影結果を
スキャンするのはムリで使うものだけを処理していた。
ああ、18年の歳月は残酷!
嘆きながらも「ここで挫けて作業を止めると損害が拡大する」と
スキャン作業を進め、ツィッターでつぶやいていると、ある人が
最近のスキャナは褪色補正が充実しているので試してみては?
とのアドバイスを頂いた。
さっそく試してみると・・・
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褪色補正+逆光補正で復活!
現在使用しているスキャナはCanoScan9000F MkIIで
ある。
褪色補正と逆光補正を強にしてスキャンすると、画像が
見事に復活!
これはいいぞ!
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よみがえるDF50!
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なぜかDE10が前補機?している列車
う~む素晴らしい、四国旅行の思い出がよみがえる!
では、野電の画像はどうか?
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日方駅にて
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日方駅にて
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竜光寺前にて(後追い)
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竜光寺前にて(後追い)
褪色処理はどうやら効果があるものとそれほどではない
ときがあるようで、日方駅の画像はPhotoShopで後処理を
する必要があった。
それでも「もうダメか」と愕然とする必要は無くなった。
フィルム整理&スキャンをしていると、旧国やブルトレを
撮影したものが出て来ない。
以前の調査で判ったのだが、使用したカメラが父と共用だった
ときにものはそちらに紛れ込んでいて発見出来なかった。
これはいけない!
懸命に捜索活動・・・
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ああ、思い出の飯田線が・・・
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ああ、思い出の飯田線が・・・
父の遺品の中にアルバムとネガが入った箱がある。
ホコリだらけの箱を発掘すると、なぜか空き箱&古いタオル(怒)
ホコリだらけの箱を発掘すると、なぜか空き箱&古いタオル(怒)
が多数の中、ようやく目的のものを発見!
1979年8月に鉄研の先輩と飯田線撮影に行ったときにフィルムを
発見した!
結果は・・・「ああ、遅かった」
40年押入の奥に埋没した結果、フィルムが大きく劣化!
褪色補正:強で再トライする。
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フィルム自体の破損は救えない!
かなり画質は改善するもののフィルム自体がここまで痛んで
いるとどうにもならない。
これは「他の未発見フィルムも状態は期待出来ない」ことが
発覚した(号泣)
こうなったらプリントをスキャンするしかない!
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南部支線の17m国電廃車回送
17m級国電の廃車回送(のちに奇蹟の復活をした)を連写した
プリント・・・おいおい、なんでモノクロ?
この時期(1980年代前半)はカラー主体だったのに、このとき
だけモノクロ撮影。
しかも露出不足、手ブレ、トドメはプリント破れているし(涙)
撮影は平日だったのだが、休日でなかったからか?撮り鉄は
誰もいなかった(1980年代前半)
そんなほのぼのとした時代だった。
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なぜこのタイミング?
157系のお召列車を根府川鉄橋で撮影したもの。
え?なんでこのタイミング?(怒)
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身延線のクモハユニ44
先輩のクルマで身延線を撮影に行ったときにもの。
もっと大量に撮影したのにプリントは3枚しか発見出来ず(無念)
ああ、次々と暴かれる過去の自分の失敗・・・(遠い目)
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伊那松島で撮影したED18(1996年1月)
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ハッセル500CMで撮影したモノレール(1995年?)
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フジ ティアラで撮影の銚子電鉄の「みおつくし号」(1995年?)
ポジでの撮影結果は保存状態が良い
ネガは褪色がかなり進んでいたが、ポジはそれよりは状態が良い
ことが多い。
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取り壊し前の同潤会アパートのポジ
'90年代はポジでの撮影が増加しているが、それは現代の人には
謎の集会「スライドオフ」の対応のためである。
鉄道以外にも事務所近所の同潤会アパートを昼休みに撮影して
24h対応の堀内カラー(ああ懐かしい)に出して、帰宅時に
上がりを受け取っていた。
モデル撮影や撮り鉄もプロラボを使って即現像/スライドオフが
行われていた(遠い目)
結果的としてこの年代は状態の良い画像が残ったことは嬉しい。
もう少しスキャン作業を続けて、来週後半からは模型工作を
しようと思う。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。