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Channel: 気まま雑記
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路面電車の新レイアウト(6)

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このタイトル、2019.6.22から久々に再開である。
 
先日改修を行った箱根登山をきっかけとして「路面電車の
レイアウトへの地鉄車両乗り入れ」が課題になった。
ウチの地鉄車両はR150までは走行可能な構造になっている。
10mmくらいは平気だろうと高を括ってR140にしたところ
ギリギリで走行出来ない車両が出て来た(あほ)
さて、どうするか?
1案としては地鉄車両が余裕で入線可能なレイアウト仕様
(R177カーブで分割式)のものを作成するべきか?と
いう考えが出てきた。
R140の複線レイアウトを廃棄してそちらにかかるか?とも
思ったのだが「新仕様にするにしてもその前に検討しておく
べきことがあるだろう」ということで、その検証はR140
のレイアウトに組み込んでテストを行うことにした。
 
Romen1_20210315

R177の小型ポイントを作成する
まず何から確認するか?
通常の軌道(レール)はどうとでもなるだろう、ということで
路面レイアウトで使うのに相応しい仕様のポイントを作成する
ことが一番だろうということで試作に着手した。
 
Romen2_20210315
汎用ポイントから路面電車仕様に変更
R140レイアウトでは「汎用(KATO 5番ポイント)を使うことで
安定した品質と完成を早める」つもりであった。
しかし、実際に使用してみると760x480では大きすぎて架線
柱をどのように設置するか?が実質困難になってしまい、
工作が長期に中断するという悪循環になってしまった。
とりあえず試作品を置いてみると大幅にコンパクトになり、
元々予定していた架線柱設置間隔に納まることが判った。
 
Romen3_20210315
治具を作成して実使用ポイントを作成
目途は付いたので可動するポイントを作成する。
治具を作成して精度確保したものを量産する。
 
Romen4_20210315
台紙に貼り付けてカットして絶縁処理
 
Romen5_20210315
台紙側で配線
レールと可動部分を付けたうえで動作確認を行い、t0.4の基盤部を
カットして台紙に貼り付けて絶縁を行う。
その後でフログ部分のフランジ通過部(絶縁)取付、切り離した
部分への配線を行った。
 
Romen6_20210315
レイアウト上に設置して走行テスト
直線レールも作成して走行テストを行う。
テストを行っていると、不足パーツ(フログ部のガイドレール)
や各種調整が必要になることなど「実際に使ってみないと
判らないこと」が明確になった。
路面電車用にフログの絶縁部分を短くしたので、銚子デキの
ような超ショートホイールベースでも使用可能になった。
 
まだまだ試すことがあるが、近々架線システムを再設置したい。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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