このタイトル、2019.6.22から久々に再開である。
先日改修を行った箱根登山をきっかけとして「路面電車の
レイアウトへの地鉄車両乗り入れ」が課題になった。
ウチの地鉄車両はR150までは走行可能な構造になっている。
10mmくらいは平気だろうと高を括ってR140にしたところ
ギリギリで走行出来ない車両が出て来た(あほ)
さて、どうするか?
1案としては地鉄車両が余裕で入線可能なレイアウト仕様
(R177カーブで分割式)のものを作成するべきか?と
いう考えが出てきた。
R140の複線レイアウトを廃棄してそちらにかかるか?とも
思ったのだが「新仕様にするにしてもその前に検討しておく
べきことがあるだろう」ということで、その検証はR140
のレイアウトに組み込んでテストを行うことにした。

R177の小型ポイントを作成する
まず何から確認するか?
通常の軌道(レール)はどうとでもなるだろう、ということで
路面レイアウトで使うのに相応しい仕様のポイントを作成する
ことが一番だろうということで試作に着手した。

汎用ポイントから路面電車仕様に変更
R140レイアウトでは「汎用(KATO 5番ポイント)を使うことで
安定した品質と完成を早める」つもりであった。
しかし、実際に使用してみると760x480では大きすぎて架線
柱をどのように設置するか?が実質困難になってしまい、
工作が長期に中断するという悪循環になってしまった。
とりあえず試作品を置いてみると大幅にコンパクトになり、
元々予定していた架線柱設置間隔に納まることが判った。

治具を作成して実使用ポイントを作成
目途は付いたので可動するポイントを作成する。
治具を作成して精度確保したものを量産する。

台紙に貼り付けてカットして絶縁処理

台紙側で配線
レールと可動部分を付けたうえで動作確認を行い、t0.4の基盤部を
カットして台紙に貼り付けて絶縁を行う。
その後でフログ部分のフランジ通過部(絶縁)取付、切り離した
部分への配線を行った。

レイアウト上に設置して走行テスト
直線レールも作成して走行テストを行う。
テストを行っていると、不足パーツ(フログ部のガイドレール)
や各種調整が必要になることなど「実際に使ってみないと
判らないこと」が明確になった。
路面電車用にフログの絶縁部分を短くしたので、銚子デキの
ような超ショートホイールベースでも使用可能になった。
まだまだ試すことがあるが、近々架線システムを再設置したい。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。