線路、架線と出来たのでいよいよ地面を付けていく。
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発泡スチロールを貼る
地形の基になる発泡スチロールを貼っていく。
貼り終わってからどこをどうカットするか?を検討する。
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ストラクチャを置いてイメージを固める
カッターナイフでおおよそのイメージにカットする。
ストラクチャを置いてスペースを考えながら作業を進めていく。
(眺めていると楽しい)
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地形イメージにカット、削って表面をデコボコにする
私のレイアウト地形では紙粘土や石膏は使わない。
軽量化のためである。
そのため発泡スチロールのカット&デコボコ削りで地形が決まる。
手でがりがりと削って「荒々しい地形」にしていく。
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ペーパータオル、テッシュを貼ってベース色で着色
発泡スチロールの地形が出来たところでペーパータオルorテッシュを
貼ってベース色で着色して下地を作る。
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灰撒き+着色+ターフ散布
木工ボンド水溶液が乾燥して固まったところで灰を撒いて
表面をザラザラにする。
その乾燥が終わったとことで複数のリキテックスで地形に
合わせて地形の違いによる色の違いを出していく。
それが完了したところでターフ(暗い色)を適宜散布して
土の質感を出す。
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ターフ2種追加、石垣設置
ターフ2種(緑色の濃淡)を使って地面に緑を入れて下地を仕上げる。
手前部分に石垣シートを貼って坂道も作る。
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レール塗装、草撒きをして地面処理完了
ちょっと地面に緑が入ったところでレールを塗装すると
「お!実感的」と気分が高まってくる。
最後に草撒きを行うのだが、5種類の素材を地形と場所(背景)に
合わせて細かく撒き方を変えていくので手間である。
撒き終わったところで架線システムを戻し、ストラクチャを
置いて感じを確認する。
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軌道側の風景
とりあえず建物を2棟置いているが駅側の角地については
四角い建物では厳しい。
また、花巻風レイアウトでは奥行があるので奥行のある
建物を置きやすかったが今回は台枠幅を狭くしたので
サイズは見直す必要がある。
どういう建物が良いか?はこれから考えていく。
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駅側の風景
駅周辺のこちら側については「風景を仕切るなにか」を
置いた方が風景に変化が出せるような気がする。
なにが良いだろう?
他にもレイアウト全体として植生(樹木や竹など)の追加など
考えることはある。
こういうことを考えているのは楽しい。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行