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Channel: 気まま雑記
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MWの野村組DL(1)

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新電鉄軽便レイアウト+車両追加も済んだ。
さて、次はストラクチャー作り?
色々と検討しているがまだ決まらない。
それならば!ということで車両を作ることにした。
 
Nomu1_20221110
MWの野村組DLキットを組む
2019年にTwo-Foot Model Works 谷村鉄工所GLの
エッチング板キットを発掘・組み立てた。
そのときに「野村組DLも欲しい」と思ったのだが、私らしく
違うものに興味が行ってそのままになってしまった。
久々のリアル軽便祭に行って牧場さんと祭板の話をしていた
ときに前の祭板の内大臣森林の野村組DLの話になり
「これはいいぞ」と思い、動力装置を買っておいた。
よし!板をやるか!!
しかし、板を見ると「う~ん、細かい!」(老眼)
そこでココロが折れそうになったので、これまた発掘した
MWのキットを組むことにした。
さっそく開封してみると・・・小さい(ち~ん)
それでも部品数は多くないので「腕慣らしにはいいか」という
判断で着手。
(注:この時点で「致命的な判断ミス」をしている)
 
Nomu2_20221110
妻を組む段階で
妻板にパーツを付けていく。
窓枠などは特に問題はないのだが、タイフォンとヘッドライトの
ロストパーツ側は0.4φくらいの棒なのに対して穴は
0.8φくらい(注:個人の感想です)あるのである。
この小さいものにこの穴でどうやって保持してハンダ付け?
結局、目をショボショボさせながらピンセットで摘まんで
ハンダこてをあてて「流れたかぁ?」と何度も確認しつつの
作業になった。
 
Nomu3_20221110
箱にする作業
妻と側面にパーツを貼る作業終了
(注:この画像で「え?」と気が付く人がいそう)
箱にしていくのだが妻板の厚みを縁取りにするように
箱にするのはいいとして、なにしろ小さいので治具を
どうするか?が難しい。
t0.1もない縁を出しつつ直角にするのである。
6x6の角材に両面テープを付けてこれまた目をしょぼしょぼ
させて位置決めしてハンダ仮止めして角材を外し、直角を確認
してからハンダを流す地味な作業である。
このような「素材側に位置決めの方法がない」のは
「昭和のキットだよねぇ」と思う(遠い目)
 
Nomu4_20221110
せっかくロストで作ったパーツなのに
キャブ背面の燃料/水タンクのカバーであるが、ここだけ
なぜか洋白板である。
それは別に問題ないのだが、手摺が「お!ちゃんとハンドレール
ノブじゃないか」と喜んだの束の間・・・
「え?これ穴大きすぎじゃね?」
せっかく台座のあるハンドレールノブなのに「穴が台座より大きい」
のである(ち~ん)
これってどういう意味?
これならば割りピンにした方が工作しやすいのに(笑)
結局、台座がギリギリで残るくらいに治具を作って調整して
ハンダを流すのだが穴が大きいのでキサゲするなど、
ちょっとなんだかなぁ、という結果であった。
 
Nomu6_20221110
フロントの手摺
フロントグリル?と手摺がまた迷った。
グリルを付けるとラジエターが塗装出来ないのである。
一晩「後付けする方法」を考えたのだが思いつかず。
それは「グリルに手摺をハンダ付けする構造」だからである。
結局、ラジエターの塗装は断念したものの、次は手摺の強度
である。
キットの説明書には上側先端(画像参照)をグリル側にハンダ
付けして下側は台枠部に0.6φの穴を開けて差し込む・・・と
なっている。
え?それ洗浄の段階で取れてしまうんじゃね?(疑問)
1時間ほどボディを眺めて思いついたのは、谷村鉄工所GLの
ように取付部を作る方法である。
1x1のアングル材をラジエターに付けてその先端に穴を開けて
そこに差し込んでハンダ付けした。」
ところで野村組DLのフロントグリルは2種類ある。
片方は平らで穴がいっぱいあるタイプ、もう一つがこの格子
のタイプである。
この格子タイプ、最初入らないので「サイズ間違い?」と
思ったら折り曲げて使うものであった。
え?こういうタイプ実物にあるの?と疑問を感じたのは
ともかくとして「これなにかに似てないか?」
で、気が付いた「そうだ!ロビンマスクだ!」
ということで、ウチではこのタイプをロビンマスク、
もう片方をジェイソンを呼ぶことになった(そこか)
 
上回りはこんな感じ。
次は下回りである。
 
Nomu5_20221110
台枠は角材の治具でOK
 
Nomu7_20221110
ギアボックスのこのパーツは付けにくい
 
Nomu8_20221110
ギアボックス取付部の治具
下回りハディテールパーツがないので治具があれば組み易い
はずなのだが、久々のMWのキットなので少し手間取った。
特にギアボックスのスペーサがアダチのSLキットのように
カシメだと思ったら違った上に「中途半端な位置」でハンダ
付けしないといけないのである。
その問題は両面テープ+角材で治具を作って対応した。
 
Nomu10_20221110
砂箱の悲劇
2両組み終わって満足していると、「あれ?このパーツは
ナニ?」というものが出て来た。
消火器?それともマフラー??
結局、砂箱ということが判ったがあまり見たことのない
ものである。
結局、1両だけ付けてみようとエポキシで接着。
説明書ではこの位置?なのでよしよしと思ったのだが・・・
台枠に載せると下のカバーにモロに当たる(ご~ん)
ナ、ナンジャイこりゃ~(と、太陽にほえてみる)
よっぽど引っ剥がそうかと思ったが、変化をつけるのに
よかろうとカバーを少しカットしてみた。
(注:お勧めしません、カッコ悪いです)
後でNEKOアーカイブの本の写真をよ~~~っく見ると
このタイプの砂箱の下側は円錐形ではなく「平らにカット」
されているようである(ああ、ちゃんと本確認しれば良かった)
 
Nomu9_20221110
2両組み終わって気が付く「悲劇」
なんだかんだあったが2両組み終わった。
さて、次は塗装だ!と実物資料を眺めていて気が付いた。
「あれ?キャブがなんか違う」
私の野村組DLの知識はNEKOライブラリの魚梁瀬森林
鉄道の本にある数枚の写真くらいしかない。
(注:この本の画像では前側に小窓あり)
なので「キャブ側面の小窓は前側だな(助六5tの経験)」と
思って組んだのだが、野村組のロコはドアが前なのである。
あ~!やっちまったぜ!(遠い目)
まあ「これが普通」と思ったくらいなので「オレの野村組DL」
だと思えばいいか。
今回の教訓「昭和のキット(マインド問題)は注意しろ!」
 
さて、次は塗装である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験と私見」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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