猛暑を利用?してレイアウト工作は続く。
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地形をさらに整えていく
地面の基本色(配色?)を行いながら地形をさらに整えていく。
追加でテッシュを貼って線香の灰を撒いて地面感を出す。
画像左上方の石垣を追加するために山肌をバサッとカットしたが
発泡スチロール+キッチンペーパーなので加工は簡単である。
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地面着色(棚田側)
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地面着色(登坂側)
基本的着色を終了したところ。
全体に「ホコリっぽさ」を出すようにしている。
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パウダー類を撒く
基本的配色を決めたので、次は「地面の表情」を付けていく。
ターフ(茶色部分)砂(岩)土(斜面の土が出ている部分)と
地面を覆うような背の低い草を撒いていく。
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パウダー類撒き(棚田側)
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パウダー類撒き(登坂側)
この処理をすると「地面の表情」がハッキリしてくる。
緑が入ると「生きた大地感」が出て眺めていても楽しい。
この処理をすると「地面の表情」がハッキリしてくる。
緑が入ると「生きた大地感」が出て眺めていても楽しい。
ここでも「ホコリっぽさ」を出すように意識している。
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草撒きをする
地面に表情が付いたところで「草撒き」である。
これでさらに「大地の生命観」が出る。
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草撒き実施(棚田側)
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草撒き実施(登坂側)
今回の草撒きは「短いタイプ(背が低い)」を2種使用している。
草撒き素材はバリエーション(色)が少ないというか「この色は
日本の草地ではなぁ」というものが多い(遠い目)
そのため、結果として「使える素材が少ない」のである。
とはいえ「地肌が微妙に見えて大地の表情が出る」という
メリットがあるのも事実である。
そのため、前工程のような「地形や場所による微妙に違い」を
出す処理が必要になるのである。
こういうことは、やはり「何度もレイアウト制作してきたノウハウ」
である。
今回は味噌汁軽便鉄道が題材ということで「人が管理している自然」
を意識している。
年代的には昭和30年代くらいなので未舗装路しかないホコリっぽい
感じに仕上げたいので「草撒きしても微妙に砂埃がある」感じに
なるようにしてある。
上画像を見ると、同じ草撒き素材で発色が変わっているのが判る?
場所といえば棚田の畔である。
棚田というか田んぼを見ていると判るのだが、畔というのは
「単純に草が生えている」というのとはちょっと違う。
棚田になるとさらに高低差があって植生が微妙になる。
さて、どうするか?
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スポンジ素材を貼って微妙に剥がしてまだらにする
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追加で草撒きをしてハイブリッド
今回はどうしようか?と考えたのだが、草がモコッとしている
ところ(ツタ?)をスポンジを付けて表現し、地肌が見える
ように草撒きをして表現することにした。
畔は草抜きもすると人が踏むところでもあるので、地面が見える
ように注意した。
まずはこんなものか?
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コンパクト版のユニット
このレイアウトは可搬式/収納BOXに収まるタイプである。
そのためターンテーブルユニットが「少し大きめ」なので
脱着式になっているのだが、収納時にガタつかないように
角を埋めておく必要がある。
そのため、カットした部分を「小型ユニット」として
復活することにした。
作ってみると改めて「このスペースではポイントも
入らない」ことを再認識した。
さて、どう使ったものか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行