2023年もあとわずか。
今年がんばってきたものについては「一応完了」にしたい。

さんけいのアパート1を組む
私はストラクチャー作りが苦手である。
(注:そもそも細かいことが苦手)
こういうときはどうするか?
困ったときこそ「市販品の活用」である。
何を買うのが良いか?と考えた結果、さんけいのアパート1を
購入することにした。
このアパートは「掃き出し窓のあるタイプ」で感覚的には
昭和40年代後半~昭和60年くらいのものである。

屋根は自前で揃えてどうにか完成
さんけいのキットは組み易くて丈夫である。
(注:なので「後でカットして改造」することも可能)
不満な点は「屋根の表現が今イチ」であることである。
エコーの瓦屋根+瓦棒(自作)を貼ってどうにか完成。
ベランダと2階通路、階段は黒に塗装。
手摺は「黒だったが触るので塗装が剥げて来たので後でグレー
を塗った」という感じに仕上げてみた。

レイアウト上に置いてみる
さんけいのこのキットを組み始めて思ったのが「デカい」
である。
この小さいレイアウトに置いてみるとやはり大きい。
どうしたものか?
しばし考えた結果「デカさを生かして渡り線側は建物なし」に
することにした(駐車スペース)
やってみると違和感はなく、それでいいか?とも思ったが、
結局、商店を置くことにした。
なんだかんだで「ようやく空き地が無くなった」
次は「住宅街に潤いを」である。
どうしたものか?

生垣を作る
路面電車のレイアウトで車両を運転していると、それまでの
レイアウトのように長手方向に置いて眺めるのではなく、短辺側
から眺めるのが心地よいことが判った。
(架線の下を集電装置を動かしながら走る姿がいい)
そうなると、住宅街側の顔は寄棟屋根の家になる。
どうしたものか?
単線レイアウトのように板塀にしてしまうと、せっかく縁側がある
家の良さが生かせない。
ということで「生垣の家」にすることにした。
そうなると、問題は「素材をなににするか?」である。
あれこれ発掘した結果、ミニネーチャーのカエデとモミジを
カットして使うことにした。
洋白線を立ててそこに差し込んで接着する。

生垣の出来はいい感じ?
設置が終わったところでフィギュアや車両を置いて眺めてみる。
縁側にはネコと女子高生を座らせてみた。
なかなか良い感じではないか?

生きた街の光景
庭に樹木を植えて俯瞰で眺めてみた。
結果、後ろの商店の位置を変えてみた。
これでもいいのだが、古びたそば屋(木造)にするのも良いかも
しれない。
2023年はこれで良しとしよう。

集合住宅がなぜか好き
私が作る路面レイアウトは集合住宅があることが多い。
それはたぶん「自分が生活してきた街には必ずあったもの」だから
だと思う。
今回も木造タイプ、1階が商店で2階は洋風タイプ、そして割と
近代的な今回のタイプと作ってきた。
今後は前の2タイプを置くかもしれない。

繁華街側も変化
短辺方向から眺めることが増えたので、こちら側の建物も配置を
変更した。
この並びをベースにしてディテールを加えていくことになりそうだ。
これでようやく路面複線レイアウトも目途が付いた(かも?)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行