今年もそろそろ終わり。
2024年の紅葉撮影はダメかも?と思ったのだが、11月後半から
紅葉が始まり、天気にも恵まれるようになってようやく開始。
今年はどのカメラ+レンズで行くか?
考えた結果「最近稼働率低いかも」というものを使うことにした。
まずはアサペンLxとレンズ3本で開始。

アサペンLX+A*85F1.4 F=1:2.8

アサペンLX+A*85F1.4 絞り解放
他にも50F1.4やFA43F1.9も使ったのだが、A*85F1.4はやはり
良く写るんだな、としみじみと実感した。
次のカメラはContaxIIである。

ContaxII+Biogon35F2.8(戦前) F=1:4
この豪徳寺の塔は実は国産LマウントのレンズやZEISSでも
Sonnar50F2(沈胴)でも撮影したのだが、ローコントラストな
レンズで撮影すると背景が空で明るく、影の部分があるもの
ではどうしても暗部が潰れてしまう。
ゾナー50F2と同年代のはず?の戦前型Biogon35F2.8で撮影
すると、なぜか暗部が綺麗に出る。
う~む、さすがは当時最新鋭の高性能レンズだと感動。
次はこれまた久々のRollei3003である。

Macro Rolleinar105F2.8 絞り解放
レンズはPlanar50F1.4、Macro Rolleinar105F2.8と
M42のレンズを2本使ってみた。
久々に使ったので間違ってレリーズしたり(あほ)など
ちょっと苦労したが、慣れるととても使い易いカメラである。
それはいいのだが、なぜかフィルム終了後のトルク制御で
巻き止めがかかるはずのものが止まらずに多重露出になって
いたのがちょっと気になった。
(故障でなければ良いが)
次はこれまた久々のプロミネントI型。

Nokton50F1.5 絞り解放
プロミネントI型+レンズ3本は整備済で快調である。
全レンズ良い写りなのだがノクトンはやはり素晴らしい。
さらに変わりモノ!

α7+Zoomer36-82F2.8 絞り解放

α7+ロシアンデッケルズーマー37-80F2.8 絞り解放
このレンズ、ロシアンデッケルズーマーは故人の遺品なのだが
カメラが無くて使えるようにするのに苦労したものである。
本家ズーマーは「ある意味普通のレンズ」なので使うのは
それなりなのだが、ロシアンデッケルズーマーは超ローコント
ラストで周辺光量がド~ンと落ちるので撮影はちょっと
コツが必要である。
まあ、クラカメのレンズは「使うのに苦労してこそ」なのかも
しれないか?
さて、ここで新顔の銀塩カメラが登場する。

20年ぶり?のレチナレフレックス
クラカメ友人から「海外オークションでレンズ購入したら大きな
レンズリアキャップが付いていたのであげる」と連絡が来た。
送ってもらったがレチナレフSであった(驚)
デッケルマウント機はちょっと前にホクトレンダーの
ウルトラマチックCSをHP更新のために使ったのだが、
レチナレフは「何台も買ったがちゃんと動くものは初?」
というカメラである。
(壊れていたものを買ってマウントアダプタを作ったため)
令和になってココロを入れ換えてレチナ用デッケルレンズで
撮影するのも楽しいかと久々に防湿Boxからレンズを出して
撮影開始である。

Curtagon35F2.8 絞り解放

Heligon50F1.9 F=1:4

Heligon50F1.9 F=1:5,6

Isarex50F2.8 絞り解放

Rotelar135F4 絞り解放
ウチにあるレチナ用のデッケルレンズは故人の遺品を
受け継いだものが多く、しかもローデンシュトックの
ものが多いという「幸運」に恵まれている。
撮影してみると「え?これクラカメのレンズ?」と
驚いてしまうほど良く写るのに感動。
次はさらに変わったカメラ。

ハンガリーのカメラ「モメッタI型」
小柄で丸っこいボディがかわいいモメッタI型、ハンガリー出身
というのが珍しい。
レンズはYMMAR50F3.5である。
このカメラはバルナックライカ同様に裏蓋が開かないのだが、
ボディ背面がカクカクっとなっているうえにスプロケットが
凄く深いところにありフィルム装填が難しい。

このコマ間の狭さ!
現像上がりのネガを見て驚くのはこのコマ間である。
32mm版でいっぱい撮影出来るのだが、さらにコマ間が
0.5mmくらいしかなくて写真屋さんも切るのに困る。
スキャンするときにもコマが自動指定出来ないので
マニュアル操作で取り込みを行う必要がある。
まあ、そんなところも楽しいものだ。
なんだかんだでいっぱいカメラを使えたので満足(そこか)
なんだかんだでいっぱいカメラを使えたので満足(そこか)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。