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Channel: 気まま雑記
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2024年の紅葉撮影

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今年もそろそろ終わり。
2024年の紅葉撮影はダメかも?と思ったのだが、11月後半から
紅葉が始まり、天気にも恵まれるようになってようやく開始。
 
今年はどのカメラ+レンズで行くか?
考えた結果「最近稼働率低いかも」というものを使うことにした。
まずはアサペンLxとレンズ3本で開始。
 
Lx85120241212
アサペンLX+A*85F1.4 F=1:2.8
 
Lx85220241212
アサペンLX+A*85F1.4 絞り解放
他にも50F1.4やFA43F1.9も使ったのだが、A*85F1.4はやはり
良く写るんだな、としみじみと実感した。
 
次のカメラはContaxIIである。
 
Biogon35_20241212
ContaxII+Biogon35F2.8(戦前) F=1:4
この豪徳寺の塔は実は国産LマウントのレンズやZEISSでも
Sonnar50F2(沈胴)でも撮影したのだが、ローコントラストな
レンズで撮影すると背景が空で明るく、影の部分があるもの
ではどうしても暗部が潰れてしまう。
ゾナー50F2と同年代のはず?の戦前型Biogon35F2.8で撮影
すると、なぜか暗部が綺麗に出る。
う~む、さすがは当時最新鋭の高性能レンズだと感動。
 
次はこれまた久々のRollei3003である。
 
Rolli105120241212
Macro Rolleinar105F2.8 絞り解放
レンズはPlanar50F1.4、Macro Rolleinar105F2.8と
M42のレンズを2本使ってみた。
久々に使ったので間違ってレリーズしたり(あほ)など
ちょっと苦労したが、慣れるととても使い易いカメラである。
それはいいのだが、なぜかフィルム終了後のトルク制御で
巻き止めがかかるはずのものが止まらずに多重露出になって
いたのがちょっと気になった。
(故障でなければ良いが)
 
次はこれまた久々のプロミネントI型。
 
Nokton_20241212
Nokton50F1.5 絞り解放
プロミネントI型+レンズ3本は整備済で快調である。
全レンズ良い写りなのだがノクトンはやはり素晴らしい。
 
さらに変わりモノ!
 
Zoomer120241212
α7+Zoomer36-82F2.8 絞り解放
 
Zoomer220241212
α7+ロシアンデッケルズーマー37-80F2.8 絞り解放
このレンズ、ロシアンデッケルズーマーは故人の遺品なのだが
カメラが無くて使えるようにするのに苦労したものである。
本家ズーマーは「ある意味普通のレンズ」なので使うのは
それなりなのだが、ロシアンデッケルズーマーは超ローコント
ラストで周辺光量がド~ンと落ちるので撮影はちょっと
コツが必要である。
まあ、クラカメのレンズは「使うのに苦労してこそ」なのかも
しれないか?
 
さて、ここで新顔の銀塩カメラが登場する。
 
Retina120241212
20年ぶり?のレチナレフレックス
クラカメ友人から「海外オークションでレンズ購入したら大きな
レンズリアキャップが付いていたのであげる」と連絡が来た。
送ってもらったがレチナレフSであった(驚)
デッケルマウント機はちょっと前にホクトレンダーの
ウルトラマチックCSをHP更新のために使ったのだが、
レチナレフは「何台も買ったがちゃんと動くものは初?」
というカメラである。
(壊れていたものを買ってマウントアダプタを作ったため)
令和になってココロを入れ換えてレチナ用デッケルレンズで
撮影するのも楽しいかと久々に防湿Boxからレンズを出して
撮影開始である。
 
Retina620241212
Curtagon35F2.8 絞り解放
 
Retina220241212
Heligon50F1.9 F=1:4
 
Retina320241212
Heligon50F1.9 F=1:5,6
 
Retina420241212
Isarex50F2.8 絞り解放
 
Retina520241212
Rotelar135F4 絞り解放
ウチにあるレチナ用のデッケルレンズは故人の遺品を
受け継いだものが多く、しかもローデンシュトックの
ものが多いという「幸運」に恵まれている。
撮影してみると「え?これクラカメのレンズ?」と
驚いてしまうほど良く写るのに感動。
 
次はさらに変わったカメラ。
 
Mom120241212
ハンガリーのカメラ「モメッタI型」
小柄で丸っこいボディがかわいいモメッタI型、ハンガリー出身
というのが珍しい。
レンズはYMMAR50F3.5である。
このカメラはバルナックライカ同様に裏蓋が開かないのだが、
ボディ背面がカクカクっとなっているうえにスプロケットが
凄く深いところにありフィルム装填が難しい。
 
Mom220241212
このコマ間の狭さ!
現像上がりのネガを見て驚くのはこのコマ間である。
32mm版でいっぱい撮影出来るのだが、さらにコマ間が
0.5mmくらいしかなくて写真屋さんも切るのに困る。
スキャンするときにもコマが自動指定出来ないので
マニュアル操作で取り込みを行う必要がある。
まあ、そんなところも楽しいものだ。
 
なんだかんだでいっぱいカメラを使えたので満足(そこか)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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