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Channel: 気まま雑記
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珊瑚模型のDD54

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2024年もあと1ケ月を切った。
工作の〆や来年の計画などしているところである。
(クラカメで紅葉撮影もまとめないとなぁ)
 
Wed620241211
ウチのDD54
先日、DD54の書籍が出た。
なかなか興味深い内容なのでじっくり読んでしまった。
ウチにはDD54が3両ある。
・珊瑚模型のDD54:なぜかDCC化してある
・エンドウのDD54:普通にDC仕様
・造形村のDD54:ESUのデコーダでDCCサウンド化
 
Wed720241211
珊瑚のDD54を分解整備
せっかくDD54の本を読んだので「一番実車っぽい」珊瑚の
DD54を動かしてみることにした。
裏側から見ると中間台車前にギアボックスで軸を落として
両側にシャフトが通っていて「いい感じ」である。
久々なのでモータ軸に注油・・・ん?
これどうやってボディ開けるんだっけ?(呆然)
 
Wed820241211
実車っぽい動力が面白いのだが
とりあえずそれっぽいネジを外す。
ステップ、カプラーを外してもビクともしない(う~ん)
長い方のシャフトの燃料タンクを外して中間台車押さえ板を
外すと中間台車外側枠を止める段付きネジがある。
それを外したらようやく車体が外れた(疲労感)
 
Wed920241211
モータ軸に油を差したいだけなのだが
車体が外れたので中を見るとこんな感じ。
購入したときは「前オーナーが完全に絶望して放棄」だったので
そこから相当に苦労して完成させたのだが、そのときにモータは
EN22にしたようだ(おぼろげな記憶)
なぜだか判らないがDCC化してある。
それはいいのだがモータの軸のメタルが見えない。
ギアボックスと床板に固定する金具があるのだが、これどうやって
外すんだっけ?(絶句)
 
Wed1020241211
結局「全バラシ」になる
モータ軸に注油するだけなのにギアボックスを床板から外す
のだが床板に固定する金具がジャマしてなかなか外れない。
なんとか苦労して外したら前台車も分解することになり
結局「全バラシ」になってしまった。
そこで思ったことがある。
DD54の本にはDD54採用の目的として「1エンジンにすれば
DD51の2エンジンより整備の手間が減る」という意図が
あった?ということが書いてある。
しかし、実際はV16/ギアトレインのDOHC/6バルブの
エンジンにメキドロ式変速機でDD51よりも何倍も整備が
大変になった、と書いてある。
なるほど、珊瑚模型さんは「模型で実車の苦労を伝える」のを
意図して製品化したのか!(違うから)
 
Wed1120241211
ようやく動いた
整備を済ませて組み立てるのだが「バラすときに逆」をやれば
とはいかない。
台車のセンターピンは絶縁材x2を上からネジで止めるのだが
短いシャフトの方はモータ+ギアボックスを固定/台車の
センターピンをネジ止めするとシャフトが入らない(絶望)
ネジは普通に2mmネジで絶縁材は平たい円盤なのでシャフトを
入れながらセンターピン固定するのは「手が3本欲しい」
作業になる(う~ん)
長いシャフトの方が入れやすいのだが、普通に台車のセンター
ピンを止めてシャフトを入れるとテスト駆動するとシャフトが
抜けて落ちてしまう。
う~ん、こんなところも「実車を再現」なのか?
燃料タンクを付けると抜けないようになっているのだが、
今度は中間台車の外枠が入らない(絶望x2)
燃料タンクを外して台車を思いっきり振るとシャフトが
外せるので台車枠を入れて段付きネジで固定。
その後で逆の手順でシャフトを入れて燃料タンクを固定。
中間台車を入れて線バネを入れ、押さえ板を付けると
やっと組立て完了である。
組立時にDCCは解除して普通にDC仕様に戻した。
結局、元に戻すのに1時間・・・(呆然)
走行させると動作音大きく快調に走行した(遠い目)
 
こう書くと「実車同様に短命な製品」だった?と思う人が
いるかもしれない。
実際はそんなことはなく、何度も再生産されたロングラン
商品だった(笑)
この複雑で「動かすだけでも大変」な動力は3回目?の
生産までで、6次型になって普通の縦型モータの各台車
駆動になった。
 
寄り道してしまったが鉄模社ED56をなんとかせんと!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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