今年もカメラ市の季節が来た!

イタリアのカメラ CondorI
カメラ市会場を見ていると喜久屋カメラさんのコーナーに
イタリア製のカメラを見つけてしまった。
レンズシャッター機なので廉価版?と思ったが高級感があり
整備もされているということなので「イタリアのレンズ使いたい」
という気持ちもあって購入した。

確認すると高級機
帰宅してクラ専で調べるとメーカーはミラノのFerrania社。
レンズはGalileo社製のEliog50F3.5である。
よ~っく確認すると距離計の視度補正もあり分離もクッキリ。
フィルム巻き止めとシャッターチャージの連動もかっちりして
いて、うっかりチャージしないでレリーズしても巻き止め解除
にならないので「フィルムをムダにして泣く」ことがない。
(注:プロミネント35のような高級機でもそのトラブルがある)
操作系もガタがなくカッチリしている。
どうやらこのカメラはバルナックライカくらいのランクの
カメラのようである。
(レンズシャッター機=普及品の思い込みを反省)
操作の確認を済ませたので撮影してみる。

Eliog50F3.5 F=1:6,3

Eliog50F3.5 F=1:6,3

Eliog50F3.5 F=1:9
シャッターはISCUS RAPIDとなっているが自社製だろうか?
1/500があるのだがセットはチャージ前でなくてはならず
一度セットしてチャージするとレリーズしないと解除出来ない。
この辺りはシンクロコンパーと同様である。
撮影結果を見るとカッチリクッキリで良いレンズだなぁと
満足度高し。

Eliog50F3.5 絞り開放

Eliog50F3.5 絞り開放

Eliog50F3.5 F=1:6,3

Eliog50F3.5 絞り開放
よく写るレンズなので「もっと寄って撮影したい」という
ジレンマを感じるのだが、それ以外は不満はなく良いカメラ
だと思う。
今後もよく使うカメラになりそうだ。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.43 Viva!イタリア