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Channel: 気まま雑記
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オリオン精機のフォーカベルとミランダT(1)

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私は貧乏性なので「購入したのに使ってない」のが気になる
タイプである(単に貧乏なのかも?)
今年はなんとなく稼働率の低い撮影機材で撮影している。
 
Miranda120250325
フォーカベルとミラックス
この機材の話は以前ちょっとだけ出てきた。
この機材はミラーボックスがミラックス、ベローズがフォーカベル
である。
レンズはSupreme100F2.8
ライカのビゾと比較するとミラックスは小型で凄く軽い。
ベローズの重さに耐えられれば手持ちで撮影出来る。
前回は「とりあえず組んでみた」だけで使用に至らず。
購入後10年以上使わずにいるのはもったいない!
 
Miranda220250325
長年の懸案を解決
まずは上から覗くタイプのルーペで手持ち撮影は厳しい。
このセットにはミラーを使ったミラースコープ(左右逆像)
のものがある。
当時の日本製品の品質(1950年くらい?)で寸法が間違って
いて入らないのである(驚)
8年悩んだ結果、ガリガリ削って入れることに成功した。
 
Miranda320250325
実際に使用してみると
ようやく装着したのでスコープを覗いてみた。
うっ・・・像が小さい、ファインダー真っ暗・・・
この会社の製品には、より高級なプリズムタイプがあるのだが
こちらはミラー反射なので仕方がないのか(遠い目)
さてはてどうしたものか?
 
Miranda420250325
日本・スイス合同で問題解決!
そこで諦めないのが私のいいところである(そうか?)
実はミランダ製品には「裏技」があるのである。
それは「ALPAの接写リングはミランダのM44マウントと
同一規格」なのである。
う~ん、なんという不思議な話!
フォーカベルとミラックスはM44マウントなので間に
ALPAの接写リングを入れればなんと!他社カメラが
使えるのである。
ということでALPAの接写リング+ALPA-αアダプタで
撮影可能になった。
 
Miranda920250325
外で撮影するので恒例の「紙フード」を作成した(マジメ?)
銀塩撮影は後でやるとして、まずはデジタル撮影である。
 
Miranda520250325
Supreme100F2.8 F=1:8
今年の桜初撮影はフォーカベル+α7IIになった。 
 
オリオン精機は世田谷の会社なので世田谷線に行ってみる。
 
Miranda620250325
Supreme100F2.8 F=1:8
 
Miranda720250325
Supreme100F2.8 絞り開放
 
Miranda820250325
Supreme100F2.8 絞り開放
 
さて、次はいよいよ後輩のミランダTとの組み合わせだな。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.64 ミランダの系譜 朝日ソノラマ 発行

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