私は貧乏性なので「購入したのに使ってない」のが気になる
タイプである(単に貧乏なのかも?)
今年はなんとなく稼働率の低い撮影機材で撮影している。

フォーカベルとミラックス
この機材の話は以前ちょっとだけ出てきた。
この機材はミラーボックスがミラックス、ベローズがフォーカベル
である。
レンズはSupreme100F2.8
ライカのビゾと比較するとミラックスは小型で凄く軽い。
ベローズの重さに耐えられれば手持ちで撮影出来る。
前回は「とりあえず組んでみた」だけで使用に至らず。
購入後10年以上使わずにいるのはもったいない!

長年の懸案を解決
まずは上から覗くタイプのルーペで手持ち撮影は厳しい。
このセットにはミラーを使ったミラースコープ(左右逆像)
のものがある。
当時の日本製品の品質(1950年くらい?)で寸法が間違って
いて入らないのである(驚)
8年悩んだ結果、ガリガリ削って入れることに成功した。

実際に使用してみると
ようやく装着したのでスコープを覗いてみた。
うっ・・・像が小さい、ファインダー真っ暗・・・
この会社の製品には、より高級なプリズムタイプがあるのだが
こちらはミラー反射なので仕方がないのか(遠い目)
さてはてどうしたものか?

日本・スイス合同で問題解決!
そこで諦めないのが私のいいところである(そうか?)
実はミランダ製品には「裏技」があるのである。
それは「ALPAの接写リングはミランダのM44マウントと
同一規格」なのである。
う~ん、なんという不思議な話!
フォーカベルとミラックスはM44マウントなので間に
ALPAの接写リングを入れればなんと!他社カメラが
使えるのである。
ということでALPAの接写リング+ALPA-αアダプタで
撮影可能になった。

外で撮影するので恒例の「紙フード」を作成した(マジメ?)
銀塩撮影は後でやるとして、まずはデジタル撮影である。

Supreme100F2.8 F=1:8
今年の桜初撮影はフォーカベル+α7IIになった。
オリオン精機は世田谷の会社なので世田谷線に行ってみる。

Supreme100F2.8 F=1:8

Supreme100F2.8 絞り開放

Supreme100F2.8 絞り開放
さて、次はいよいよ後輩のミランダTとの組み合わせだな。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.64 ミランダの系譜 朝日ソノラマ 発行