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Channel: 気まま雑記
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トーマモデルワークスのシェイ(1)

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すっかり夏の陽気である。

昨日は前振り程度の工作で終わってしまった、トーマモデルワークスの
シェイの工作開始である。
(といいつつ、結構雑用が多くて午後開始)

Sat2_20150502
 乗工社シェイでも苦労するウォーム取付部を組む

昨日のうちにジョイント部をロックタイトで組んでおいたので、今日は
ウォームギアの固定から始める。
ロックタイトは怖い。
軸受け部には油を入れて少し隙間を空けるように慎重の位置を決める。
私の場合は、台枠(内側)の軸は固定せずに、ウォーム組み込み時に
差し込むだけの方法にしてある。

Sat3_20150502
 組んだウォーム部分を台枠(内側)に組み込む

組んだウォーム部は、長くしてある1.0φの洋白棒でスムーズに回る
ことを確認してから、台枠(内側)に慎重に組み込む。
このときに、慎重にウォーム部を入れながら、洋白棒が回せることを
確認しつつ、まずは集伝ブラシが無い方を”必ずA4のワッシャを入れて”
(入れないとスムーズに軸が回らない)軸が回る位置でネジ止めする。
この辺りは、飽きずに慎重に進める作業である。

注意点(これは当たり前だが)としては「あとで無理やり回して当りを
付ける」という考えを持ってはいけない、ということである。
軽便の車両は自重もモータのパワーも少なく、ましてシェイの場合は
減速をここに入る前にかけているので、”ちょっとの引っかかり”が
走行性能に深刻な影響を与えるのである。

ここまでの調整は難しい。
私の場合は、乗工社シェイで”苦行(ご~ん)”をしていたからこその
教訓である。
スムーズに回らないようであれば、”ウォームギア部を分解して
組みなおす”くらいの覚悟で臨んだ方がいい。
実際、私も1組のウォームギア部が若干のロックライトが回って
しまったようで、その修正(かなり経験が必要)に1時間ほどを
費やした。
さらに、台枠(内側)にウォーム部を差し込む(注:なかなか入らない
からと言って、削ってユルユルにしてはいけない)のに苦労し、
そこからの調整に4台車で1時間以上かかっている。

そう「シェイを組むというのは根気が必要」なのである。
手抜きをせず、”その場で不具合を解消する”よう作業を進めないと
いけないのだ。

Sat4_20150502
 床板部を組む

床板部を組んで今日の作業はここまで。
こう書くと簡単に思われるかもしれないが、この床板部をしっかりと
組まないと動力部がきちんと動作するか?に影響してくるのである。
床板部をここまで組むのに2時間以上かかった。
(注:この手のキットを2両組むのは凄く疲れる)

さて、明日はいよいよ”動力部の動作確認”まで行かないと!


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