下回りと上回りを組み合わせて「なんか違うなぁ」と思っていた。
キャブが持ち上がり、妙に腰が高い
う~ん、説明書の通りに組んだのだが・・・なんか「コレジャナイ感」が・・
で、気が付いた。
「そういえば、説明書ではフロント部分を台枠の上に入れる」ということ
になっていた。
しかし、サドル/サイドタンクでは、どうもそれはおかしいので、下に入れた
のだが・・・その分フロントが低いようである。
しかし・・・それは違うのでは?
シリンダ中心と動輪軸中心とはこの状態で合っているのである。
ということは・・
キャブ床板(取付板)を台枠下側に移す
取付部をアップ。 台枠下側に付けるとこんな感じになる。
簡単な解決方法は「シリンダ取付板上にt0.8の板を足す」である。
これなら、説明書の通りになるはずだ。
しかし、それでは「ダックスの腰の低い感じ」から遠のいてしまう。
「コレジャナイ感」が・・・
ならば、台枠の下側(端っこの方)に取り付ければいいはずだ。
付け直しは簡単である。
さっそくやってみるとこんな感じである。
とりあえず組み立ててみる。 火室部分もボイラーにフィットした。
結果はこんな感じである。
グッとプロポーションが低くなっていい感じだ。
火室部分のパーツがボイラと隙間があったのも解決。
う~ん、要するに「キャブ取付板が高い」のが原因であった。
低くなると、ボイラ下辺が集電ブラシと干渉するので、ちょっとカットしないと
いけない。
この方法が正しいのか?については、この1両をまずは工作を進めて検証
することにした。
(要するに”素組みで一気に3両やっちまえ!”と思った私の未熟っぷり)
考えてみると、ダックスの場合は
・まずは上回りをザクっと組む
・それに合わせながら台枠を組む
という手順で進めれば、この矛盾点には早く気が付いたのだ。
ああ、なんという油断!
都会の生活で大自然の厳しさを忘れていたのだ!(なんのこっちゃ)
まあ、考えてみると、父も私も「ダックスは自分で組んでいない(未塗装完成
を買った)」のだから仕方がないか(言い訳?)
人生、まだまだ修行だなぁ(遠い目)。
しかし・・・説明書に従ったのだが・・・
で、今回の教訓”説明書を信じるな!自分の眼を信じろ!(ち~ん)”
うっかり油断してしまった。
これはきっと、珊瑚模型さんが「鉄道模型は甘くないぞ」と私に鉄槌を
与えるためにダックスを製品化してくれたのだ!(ご~ん)
ということで、まだまだこの話は続く。
注意!
ここに書かれている内容は「まだ結果を検証していない」内容である。
参考にするのはいいが、工作については”あくまで自己責任”で
判断することが必要だ。
模型工作とは、厳しい道なのである。