ある程度形になると、ここからは地味な作業が続く。
標準で付いてくるウェイトは8g
ウチにあるダックスの重量
初代 : 98g
二代目: 84g
現代 : 64g(ウェイトなし)
初代は父がとことん補重したものである。
なにしろ、隙間という隙間にミクロウェイトを流し込んであるのである(茫然)
そのおかげで走行性能はいいのだが、困ったことに「失敗した塗装」を
やり直すことが出来ない(シンナー漬けに出来ない)
二代目については、私が煙室に6g程度のウェイトを追加して走行性能を
安定させた。
となると、目標は"84g超”である。
ところが、標準のウェイトは8gしかない。
さあ、どうするか?
1mm厚のウェイトを2枚重ねにする
ついでにサドルタンクのパーツを補強したり、砂撒管を付けたりして
ウェイトはみっちり搭載するようにした。
結果、23gに増加。
それにしても、サドルタンクのハンドレール、ノブが2個しかないので
ちょっと触ると曲がってしまう(笑)
これは、初代からの悩みである。
煙室部分に7gのウェイト搭載
さらに煙室に7gのウェイトを搭載する。
ウェイト搭載は、「ひたすら地味な努力」なのだ。
こうやって、1gを争う作業だ。
結果、64g => 88g となった。
目標達成である。
走行テストを行う、結果「あと4g」まで来た!
ウェイトを搭載して、走行テストを行う。
ところで、補重というものは「やみくもに重くする」のは効果がない。
バランスよく搭載しないと「単に死重」になり、勾配線での牽引力を
減少させることになるのだ。
バランス良く搭載しつつ「あとはどこに積むか」を探す。
走行テストをすると、後進は良いが前進でガタつくことが判明。
結果、前に4g搭載すれば良いことが判った。
搭載場所は・・・シリンダ取付板下くらいしかない。
ということで、地味な努力で今日は終わり。
あとは、集電ブラシを第一動輪にかけて、補重して・・とやはり地味な
努力が続くのである。