さて、先週問題になった「デッケルレンズの近接撮影」である。
ビハインドシャッター機のレンズは、繰り出し量が制約されるので、焦点距離が
長いと近接撮影が実質不可能になってしまう。
ということで、その問題を解消するためのアイテムを購入。
M42-NEXヘリコイドアダプタ
最近はほんとうに便利なもので、ヘリコイド付のアダプタが廉価に販売されている。
探してみると、M42-NEXのヘリコイド付があったので購入。
これをデッケル-M42アダプタと組み合わせる。
さて、試写である。
Dynarex90F3.4の最近接(2m)
M42-NEXとの組み合わせ
2mから30cmくらいまで近接が改善されると、よもや同じレンズで
撮影したとは思えない。
Heligon50F1.9 最近接(60cm)
Heligon50F1.9のM42-NEXとの組み合わせ
ここまでくると、もう完全にマクロレンズである。
ということで、デッケルマウントのレンズ(Topcon UNI用も?)の応用範囲
が増したのが嬉しい。