祭りの後にやってくるもの・・それは「難組みキット」である(遠い目)
今年はトーマモデルワークスのシェイの改良版である。
当然「高難易度」である。
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動力部を組む作戦を練る
部品を確認し、組み立ての作戦を練る。
シェイのキットは「動力部の超難易度」の組立てがある。
その複雑怪奇な部品のクセを把握し、組立てのストーリーを頭に入れて
行わなくてはいけない。
そういう意味では「ディテール中心の模型の世界」とはまったく異次元の
世界である。
今回のキットは前回キットとはまったく違うので「経験が役に立たない」
のが少し悲しい。
このキットの面白いところは、動力伝達部のジョイントの構造が、
United合同のハイスラーやクライマックスと似ていることである。
似ていると嬉しいか?と言われると、私のUnited合同のギアードロコとの
お付き合いとの経験からすると「苦行」が想像される。
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まずは台車部のウォームギア伝動を組む
今回のシェイIIでは「ともかくシャフトで伝動する。
前回のキットは「乗工社方式」だったのであるから、改良型はこの
方式を継ぐと想像していたのだが、大きく外されてしまった。
(というか、「なぜ踏襲しない」のだろう? という素朴な疑問)
説明書によると、ジョイント部、2個のウォームともロックタイトで組む
ことになっているのだが、ウォームのように「接着面が多い」ものなら
良いのだが、ジョイント部のように接着面が少ないものはどうなのか?
と疑問を持ってしまう。
結果的に、こちらの側はハンダ付で組むことにした。
反対側は組みやすさを考えてロックタイトで止めることにする。
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ウォームギアの固定方法をあれこれと考えて・・
ジョイント側のウォームギアは固定されている。
反対側については、車輪を入れてウォームの位置関係を確認して
位置関係がはっきりしたところで、ロックタイトを入れてウォームを
固定することとした。
と書くと簡単に見えるが、1回失敗してバーナーで炙って
ウォームギアを抜いてやり直したり、やり直したギアが抜けて
しまったり・・・とかなり苦労した。
やはり、こちら側もハンダを流したい・・とつくずく思った。
(注:というか、台車枠上部をカットしてウォームを見えるようにして
工作すべきなのかもしれない)
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台車に取り付けたウォーム軸の回りを確認
なにしろ、ジョイント部をロックタイトで浅く接着する部分があるので
ウォームが引っかかるようなことがあってはいけない。
パイプを潰して回転のスムーズさを確認すると、心配していた通りで
片方の台車が引っかかるのである。
あれこれと調整した結果、動輪押さえ板を気持ち軽く押すように
するとスムーズになることが判った。
結果としては「このキットのウォームの引っかかりはこれで対応可」
ということが判った。
(注:あまり気持ちの良いものではないが)
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今日はここまで
ということで、今日はここまでしか出来なかった。
モータからの伝動部分は床板部を組んで位置関係を確認したいと
出来ない。
(それに、この部分のジョイント部こそロックタイトで組むのだ)
それにしても・・・このキットは「猛烈に手ごわい」