週末修行は続く(ち~ん)
まずは床板(台枠)を組む。
キット購入時には「前と同じだろう」と思っていたのだが、パーツを
確認するとかなり違っている。
とはいえ、前に組んだ経験があると楽・・なんてことはなく、それなりに
苦労した。
床板部が出来たので、動力部(シャフト部)を組む
床板がどうにか形になったので、動力部(シャフト部)を組む。
ネジ止めして、モータのウォーム部と外側シャフトに出ていく部分に
ギアをロックタイトで止める。
冶具があるか?と思ったのだが、どう見ても見当たらないので、
現物合わせでやるしかない。
で、最後にジョイント部(端)を付けるのだが・・・
うっかりしたことに軸を0.5mm短くカットしてしまった(唖然)
仕方がないので、こちら側もハンダ付けで固定した。
まあ、結果的にうまく行ったからいいか?
台車集電はキットのパーツを生かす
集電ブラシはとりあえずキットのものを使うことにした。
(前回は最初からベリ銅に変えて少し手間取ったから)
こういう部分は後からでも交換出来るので大丈夫である。
ただし、接点式ではなく直接結線するのは前キットと同じだ。
組みあがった動力部分(全体)
ジョイント部のアップ
ということで台車と床板、動力部(ジョイント)を組んでみる。
なんとも凝った構造? というか、ある意味「MPギアと同じ」
という気もする(組むのはその何十倍も大変だけど)
この状態で下回り27g
この状態で下回りの重さは27gである。
前キット完成品が75gなので、走行テストをするには50gくらい仮の
ウェイトを積まないといけない。
私は「凝った動力装置のキットはとことん走行性能を確認するまで」
ディテール工作には入らない。
トラブルがあったときに「どこが原因だか判らない」からである。
問題解決をするには「テストはシンプルな状態」でないといけないのだ。
走行テストで早くもトラブル発生!
台車も動力部(ジョイント部)もかなり注意して組んだので、モータに
直接通電して動かすとスムーズに動く。
しかし・・・レールに載せて走らせると・・あれ?なぜか後進時に動かない。
ジョイントもウォームも平気なのになぜ?
さんざん調査して気が付いた!
「これは後進時に車体が傾くからだ!」
キット標準の集電シューの上端(ここが本来は床板側の接点に当たる)が
後進をかけると微妙に傾いてボルスター(今回のキットで変更になった
丸い挽物)にチラっと当たるのである。
これって・・・ダメじゃん。
対処は簡単で、ビニールテープを小さく切って貼っただけで解決。
まあ、完成時にはもっと絶縁強化するから問題はない。
この状態でR177のエンドレスをスムーズに走行した。
素性は良さそうである。
ここで時間切れ。
問題の「牽引力」は後日測定しよう。