週末だというのに曇天である。
しかも寒い。
当初は「サイドタンクから完成させる」と思っていたのだが、あれこれと事情が
あって、結果的にサドルタンクから完成することになった。
塗装である。
ここ3年くらいで、すっかり老眼が進み、塗装がどうも苦手だ。
塗りながら上がりがよく見えないのである。
それも、快晴の日中ならまあまあ見えるのだが、塗装ブースの貧弱な照明で
確認しているとなかなか判らないのである。
と、言い訳をしておいて塗装。
ダックスの塗装は細かいものが多く面倒だ
心配だったので「3両まとめて」ではなく、1両ずつ塗ることにした。
この判断は正しかった。
ダックスは、蒸気機関車の中でも「妙の細かく分割出来る」ので
塗装も猛烈に細かく分けて塗ることが出来る。
まあ、最初から組んでしまってもいいのだが、21世紀ダックスの
記念すべき1両目なので、このように分けて塗った。
塗装はいさみやのカラープライマーである。
真鍮の地肌に黒を塗るのは難しい。
結構塗ったつもりでも、光源の角度によっては微妙に地肌が透けるので
ある。
今回も「なんだかなぁ~」という部分が散見出来る結果が不満。
さらに、シリンダブロックにエポキシが線でちょっと被ったまま塗装して
しまい(茫然)、それをペーパーで剥がしたら塗装の上がりが変化して
しまった(絶望)
さらに、サドルタンクの砂撒き管の片方がキサゲが不足(茫然)
なんという不満!
でも、やり直す元気なし。
ああ、本当に目が衰えた。
とりあえずここまで組んだ
組むのは明日にしようか?と思ったが、絶望したまま今日を終わるのは
なんなので、ここまで組んでみた。
まあ、これはこれでいい感じか?
あとはサドルタンクが2両か。
まだまだ楽しめる21世紀ダックスである。