改修作業の終わった箱根登山の走行テストを実施。

テストコースはこんな感じ
走行確認は以下の2パターン。
(1)R370のエンドレスで3%勾配
(2)R177のエンドレス(S字カーブあり)
3%勾配は1mの直線を登坂する。

3%勾配で途中起動・途中牽き出し(トレーラーあり)
箱根登山なのでもっと急勾配をやりたい(笑)ものの、
とりあえずは3%にした。
確認結果は以下の通り。
(1)登坂能力(単独)
・ダルマヤ25mm動力は連続走行でとくに問題なく登坂、
下り勾配でも速度変化なし。
途中停止/再起動を行うと走行少し電圧を上げる必要あり。
・トーマモータ動力も登坂は問題なし。
下り勾配に入ると速度が上がるので電圧を手前で落とす
必要があった。
途中停止/再起動は特に問題なし。
(2)トレーラー牽引
![Hako4_20210301 Hako4_20210301]()
![Hako3_20210301 Hako3_20210301]()
・ダルマヤ25mm動力で牽引を行うと空転気味。
途中停止/再起動はかなり厳しくかなり電圧を上げて
ギリギリで再登坂した。
(登坂には助走が必要)
・トーマモータ動力も登坂は問題はないのだが、うなり音?
がするのでよく確認すると空転が発生していた。
途中停止/再起動でも空転が発生するが結果的に
再登坂は可能であった。
(助走はなくてもいいが空転が発生)
(3)動力からの音
・ダルマヤ25mm動力の場合、イィ~という音が連続して
発生する(それなりの音でサウンド使用は辛い?)
発生する(それなりの音でサウンド使用は辛い?)
・トーマモータ動力は登坂時でも静音。
再起動やトレーラー牽引では空転音がするものの、
サウンド搭載しても問題はない?というレベル

R177のエンドレス走行(S字あり)
このクラスではR140はさすがに厳しかったが、R177では
問題はなかった。
トレーラー牽引でS字カーブはK&Dカプラーでは無理!

他の車両(違う動力)でも確認
せっかくテストコースを作ったので、他の車両でも走行確認を
行った。
・叡電デナ(パワトラx2)
・南海デ161(アルモデル20mm)
・吊掛モータ車(N電など)
テストを行うと、地鉄動力はどれを採用するのが良いか?
がますます悩ましくなった。
さて、どうしたものか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。