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21世紀の珊瑚模型 ダックス(4)

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風邪は治る気配もない。
家のこともいろいろと大変で、結構大変である。

それはともかく、21世紀の珊瑚模型ダックスである。

Thu2_20141016
 ボイラー部とキャブを組む、左旧製品、右今回製品

下回りを組んだので旧製品の上回りを載せると・・・やはり微妙に
違う。
ちょっと嫌な予感・・・

ということで、今回製品の上回りを組むことにした。

旧製品で既に苦労したところは「どうして言われたまま組んだのに
キャブ切き欠けに当る?」のジョイント部を最初から広げる。
これって・・・「40年前からダックスを知っていないと判らない」という
ノウハウが必要?という部分である。

知らずに組んでも、グラインダーで切削すればいいのだが、最初から
広げておいた方が楽ではある。

Thu3_20141016
 思いのほか精度が高い、しかし、組む順番を考えた方がいい部分

キャブ下のネジ止め用板もこれくらいカットしておいた方が、なにかあった
ときに楽である。
この辺りも、旧製品からの経験である。

キャブは思いのほか精度が高い。
むしろ、そのせいで組む順番を考えないと「あれ、前部板が入らない」という
ことになる可能性がある(こういうことは、経験で察知する)
私は以下の順でやったので、参考のため一応書いておく。
(あくまで参考である)
 ・全パーツの歪みを”ガラス板でチェック”して、直角も出す。
 ・まず、後部窓パーツを仮付けする。
 ・両側面パーツを付け、後窓パーツ部を本格的にハンダを流す。
  =>このときに、前部にt0.4の隙間があることを良く確認すること
 ・サドルタンクについては、木部パーツ取付け
 ・キャブの歪みをきちんと修正して、最後の前面をハンダ付け
まあ、こんなことは誰でも出来る簡単なことなので、言うまでもない
ことである。

ボイラー/煙室部については、サドル固定用の板、エントツ、ボイラー部
(ドームを載せて確認する)が揃うようにチェックしてハンダ付けする。
これは蒸気(とくに古典機)を組むときには基本中の基本なので、誰でも
出来ることだろう。

サイドタンク機は、ボイラー固定の板にサイドタンクを付けるので、さらに
サイドタンクの水平が取れるように注意することが必要になる。
ウチには、テンダーとサドルタンクしかないので、この部分を組むのは
初めてなのだが、漠然と乗工社のあひると同じだと思っていたので、
「え?この方式では後で調整出来ないじゃん」と驚いた。
まあ、そうならそうで、どうにかなるから良いのではあるが。

Thu4_20141016
 横から見たところ、各部のバランスをチェック

これでようやく各部のチェックが出来た。
こういう組み方のものは、キャブとボイラーの接続部で屈曲することが
あるので注意が必要である。
今回はどうにか問題がないようだ。

ところで、サイドタンク部なのであるが、どうしたことか?給水ハッチが
サドルタンクのネジ止めが1つ入っているだけである。
これは?どういうこと??
私はてっきり珊瑚模型なら1000のタイプ、または乗工社のあひるのタイプが
入っていると思ったのだが、どうしてなのだろうか?

21世紀の珊瑚模型のダックス、「鉄道模型は甘くないぞ!」という
警鐘をモデラーに与えているのだろうか?

注: このブログの内容は、あくまで私見である。
   世の達人モデラーは素組みでサクっと組んでいるはずである。
   素人の発言を鵜のみにしてはいけない!


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