ニュースによると「コロナ第8波?」の話をしている。
なんだかなぁ、と思いながら思い出したことがある。
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路面レイアウトの資材累々
ブログを確認すると2022年は路面複線レイアウトの工作から
始まっている。
このレイアウトは2019年5月から延々と工作が続いている。
架線集電対応の路面電車で参考になるものが少なく、課題に直面
すると「自分で解決策を思い付かないと先に進まない」ので
どうしても停滞する。
(注:言い訳説、単に飽きっぽい説もある)
あれこれ新しいことをやろうとするので試作が多く、架線関係は
完全に自前なので予備パーツも多い。
その結果が上画像の通りで「運転スペースや工作室に資材累々」
なのである(呆然)
この他に仕掛車両などもあって、今年はその解消も行って来たので
あるが、路面関係の資材はどうにかしないと問題である。
ということでMW野村組DLの次は祭板の予定だったのだが、大掃除?
も兼ねて整理することにした。
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使える資材は活用する
不用品?は捨ててしまえばスッキリ!なのであるが、せっかく作った
ものを廃棄するのはもったいない。
そういえば新電鉄軽便レイアウト(600x400)の台枠を作ったものの
結果として800x450の台枠で作ることになったので余剰になったもの
がある。
架線あり/6%勾配テスト用とリバース線のテストレイアウトは
試験完了で解体することにしたので「その資材を活用」する
ことにした。
不足資材は複線レイアウトの予備パーツを活用すれば行けそうである。
ということでプランを検討する。
16番でこの台枠サイズでは出来る線路配置は限られる。
結局「長尾軌道 県道線」のプランをちょっと見直したものになった。
クロス部分は60度にしたかったがサイズ的にムリで90度になったので
KATOのユニトラックのものを活用する。
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資材はとことん活用する
線路関係についてはリバース線+複線レイアウトのものを
合わせると充分確保出来た。
架線関係については勾配テスト用レイアウトの架線(上画像の
下のもの)を最新の仕様(上のもの)に改造する。
従来の0.4φ洋白線でジョイントを止めただけでは強度が
不足して架線脱着時にジョイントが外れてしまうことがあった。
結局、架線と同じ0.8帯板(t0.4)を使うのは複線レイアウトの
教訓で、架線の余り部分が使える。
架線についてもシノハラ#60ジョイント用で余剰になった架線
の先端部を交換して再利用する。
おお!なんとエコなレイアウト!
架線柱の台座については、勾配線のものの仕様が古いので
そこだけは新規作成(高さ4mm=>3mm)した。
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定番になった分岐部の仕様
複線レイアウト=>電鉄軽便レイアウトと経験を積み重ねて
ポイント部の架線/架線柱の仕様はこの形が定番になった。
何度も作ることによって性能的には安定感を増している。
この分岐部分の架線は電鉄軽便レイアウトの予備パーツを
手直しして使っている(エコ)
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給電端子も定番化
路面複線レイアウトで試行錯誤のうえ採用し、電鉄軽便
レイアウトでも同仕様になった「台枠の角を落として端子設置」
を今回も採用した。
ラグ板と端子についてはリバース線からの転用(エコ)
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ストラクチャ配置の検討
このレイアウト「路面小型」としてあるが実はエンドレス内側の
サイズは複線レイアウトとほぼ同じにしてある。
というのが、複線レイアウトでストラクチャ作成を検討するため
あれこれ配置して検討するのだが「複線の架線の向こう側」なので
手を入れにくいのである。
この手の悩みは「架線があるがゆえ」である。
といって架線/架線柱がないとストラクチャ配置が決められない
ので困っていた。
単線であれば煩わしさは少ない。
他にも色々と試すことはある。
今年は「レイアウトに始まりレイアウトで終わる」のか?
それはまだ判らない。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行