いよいよ残り2両を完成させる。
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小さいパーツでも治具が必要
ボンネットのロストパーツ(鋳物)に小さいホーンを
ハンダ付けするのだが、たったこれだけのことでも
治具を使わないと60Wハンダコテでもハンダが流れない。
(大きな鋳物だから)
私は父から「ハンダ付けは治具とキサゲが要」とゲンコツで
教えられた(遠い目)
それはいいのだが、このホーンは取付部が0.4φという細さで
ロストのグニャグニャで強度が明らかに足りない。
(それはブレーキシューも同様)
今後、この位置では折れないかどうか心配である。
実感的?以前に「模型としての強度」を確保して欲しい。
(注:個人の感想です)
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手スリ、ドアノブの取付
こういうハンダ付けにいさみやの車体制作シート(t0.4)を使う
のは私の定番手法である。
ハンダコテで加熱しても紙は案外燃えないものである。
(焦げるくらいのことはある)
手スリはいいのだが、ドアノブはt0.2を下に入れて隙間を
作ってハンダ付けしたが面倒あった。
この後の塗装で思ったのだが、このドアノブ程度の程度なら
「前面ロストに作り付けでいいんじゃね?」と思うのは
私だけなのだろうか?
(注:個人の感想です)
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2両の組立終了
1両目では無かった鮮魚台も組んでハンダ付け工作終了。
洗浄していよいよ塗装である。
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猛暑の中で塗装
夜になっても32度の猛暑の中で塗装する(呆然)
私の苦手?な塗分けのある塗装なのでそれを2回やることになる。
カラープライマー(グレー、黒)MW井笠色(黄、緑)である。
高温なのはともかくとして、高湿度で塗装しているとコンプレッサの
チリコシに水が大量に溜まる。
1度の塗装を終わると途中でなんども水抜きしてもどうしても水滴が
溜まってしまう。
これではエアー中にも水分が混じっているのだろうなぁ(呆然)
ああ、エアコンのある部屋で塗装したい(願望)
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重量計測
下回りを組んだところで重量計測。
あれ?1両目より少し重いぞ(謎)
鮮魚台の3gを引いても多いのはなぜ?
(屋根板の削りで力尽きたせい?)
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3両揃う
色々とあったが3両揃った。
これだけの数があれば味噌汁軽便鉄道が開業出来る!
最後にフォードA型のラジエターの枠の金色を塗ると
いい感じになった。
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ターンテーブルに載せて大きさを見る
ようやく鮮魚台付きの車両が出来たのでターンテーブルに
載せてみる。
う~ん・・・デカい。
大きめの主桁(60mm)でこれかぁ・・・
実車は運転士+車掌(女性)でこれを転回していたのかと
思うと「ニンゲンって凄い」と感動してしまう。
考えてみると、BタンクやCタンクって「動力部だけ」なので
案外短いのだが、単端は「30人乗りの客室のあるバス」だから
体積があるのは当たり前なのか(ふむ)
こういうことも「実物を見て初めて実感」するものである。
さて、これでレイアウト工作に戻れる・・・
ってまたターンテーブルかぁ(遠い目)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
軽便参加III 南軽出版局 発行
レイルNo.29 私鉄紀行/瀬戸の駅から(上) エリエイ出版 発行
レイルNo.30 私鉄紀行/瀬戸の駅から(下) エリエイ出版 発行