急に寒くなった(遠い目)
こういうときは「地味な模型工作」である!(そうなのか?)
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DCC対応のためモータ交換開始
ウチの路面電車は1995年~2003年に作ったものが多い。
そのため、使用しているモータはキドマイティとマシマ1015が
主流であった。
その後のDCC対応の経験から「新しいモータに交換した方が
制御がしやすい」ことが判ってきたので、思い切って全車の
モータをアル1015(相当)に交換を開始した。
とりあえずダルマヤ23mm動力についてはようやく全車交換を
完了した(遠い目)
次はボギー車両なのだが、アルモデル以外のメーカーのモータに
ついても評価しながら作業は続けていく。
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複線レイアウトの線路配置
このレイアウトの進捗が停滞していたのは「線路配置を変えると
もっと面白くならないか?」を検討していたからである。
結局「この大きさ(800x400)ではこれ以上線路は入らない」という
ところで妥協して、敷石や道路を綺麗にして一応完成とした。
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パンタグラフ
設備(線路と架線)を整備したので、続いて各集電装置を使って
架線集電での走行性能を確認する。
まずはアルモデルの小型パンタであるが、集電シューを架線に
引っ掛からないように加工した以外はノーマルの状態で
充分に使えることが判った。
というか「集電するパンタとしては現状では最良」と言っても
良いと思う(入手しやすさや価格も含めて)
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ポールはやはり難しい
次はパール集電である。
今年前半に2種類のポールを開発したのだが、改めて集電性能を
確認すると2本バネのタイプが良いことが判った。
じっくり評価していくと、シュー部分の形状(外形や溝)が
重要であることが判ってきたのだが、こちらについては継続して
改良版を開発する必要を痛感した。
考えてみると、かつて架線集電を開始した時点ではポールの改良を
行うことが出来ず無念な結果になっていた。
それから20年近く経過してようやく解決(遠い目)
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サウンド対応の要
レイアウトと集電装置の次はサウンド対応である。
数年前にDigitraxの新SFXシリーズ(6シリーズ)のローディングを
行うことが出来ずに停滞していた。
今回、新しいパソコン(中古)を購入!
最新版のSoundLoader(V3.1)+PR3/PR4 Win10用ドライバの
修正パッチの適用した結果、SDH166Dへのローディングが
可能になった。
同時にHPにあるマニュアルをしみじみ読み直してみると、SFX006は
どうやら「サウンドローディングする使い方ではなさそう?」と
いうことも判明。
(注:私の拙い英語力による理解です)
それでも2個あるうちの1個は無理やりローディングは出来たのは
なぜなんだろう?
(注:失敗すると壊れるので危険です!マネしないように!!)
今後は新しい7シリーズについても検証の予定(資金的問題による)
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デコーダ搭載用のコネクタ
DCCを長年やっていると「デコーダは進歩に合わせて交換する」
ものであることをしみじみ実感してきた(遠い目)
かつてはKATOから小型の4ピンコネクタが販売されていて
便利だったのだが廃盤になってしまった(号泣)
秋葉原のパーツ屋に相談すると「個人で組んで使える最小のものは
ZHRシリーズ」と教えてもらった。
{秋葉原のパーツ屋さんは素人にも新設で嬉しい)
(注:KATO販売の小型タイプは受け側は売っているものの、上画像
のような”ケーブルを付ける側”はメーカー発注しかない(パーツ
販売がない(売っても個人では組めないから)とのこと)
久々に組むとそれなりに失敗したが、どうにか必要数を組んだ。
そんなことをやっていると、購入してすっかり忘却していた
ロクハンのデコーダも発掘したので使用することにした。
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都電6100にサウンドデコーダ搭載
SDH166Dはロコ用に購入したようで、大きさが大きいので
単車には厳しい?
ということで、ボギー車に搭載することにした。
ところで、Digitraxの6シリーズからは標準のスピーカーは
細長いやや大きなタイプに変更になっている。
(それ以前は28φでエンクロージャー無し)
上画像では搭載スペースの関係でシュガーキューブ(相当)に
交換してあるが、サウンドローディング時には純正スピーカー
でないとサウンドローダの初期チェックをクリアしない(可能性
がある)ことがあったり、過去の経験から「使用中にデコーダの
アンプが焼損」の可能性もあるのでお勧め出来ない使用法である
ことはご理解頂きたい。
(結局「手を入れて使うのは自己責任」なのである)
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ロンビック台車車両にもデコーダ搭載
ダルマヤ動力の車両だけでなく、近年制作している
新動力タイプ(ロンビック台車)についてもデコーダ搭載
して架線集電のテストを開始した。
現状ではDCC化すると低速走行時のコントロールが容易に
なり高評価である。
(トーマモデルの低速トルクタイプのモータの相性良好?)
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路面電車に必要な装備と設備とは?
1995年から「路面電車に必要なもの」についてあれこれ
研究してきた。
・脱着可能な架線/架線柱
・小型レイアウト化に必要な線路と小型ポイント
・敷石と道路の表現
・架線集電下での車両コントロール(DCC)と動力装置
・実感的な運転をするためのアクセサリー(サウンド)
・特殊装備(トラバーサ)
それは「時代の中で改良されてきたもの」もあるので
仕方がないとしても、なんだかんだで20年以上も
かかってしまった(遠い目)
時間はかかったがようやく実用化したので、これからは
「使って楽しむ」タームである(笑)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行