Quantcast
Channel: 気まま雑記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 651

路面電車あれこれ(装備・設備)

$
0
0
急に寒くなった(遠い目)
こういうときは「地味な模型工作」である!(そうなのか?)
 
Romen7_20231119
DCC対応のためモータ交換開始
ウチの路面電車は1995年~2003年に作ったものが多い。
そのため、使用しているモータはキドマイティとマシマ1015が
主流であった。
その後のDCC対応の経験から「新しいモータに交換した方が
制御がしやすい」ことが判ってきたので、思い切って全車の
モータをアル1015(相当)に交換を開始した。
とりあえずダルマヤ23mm動力についてはようやく全車交換を
完了した(遠い目)
次はボギー車両なのだが、アルモデル以外のメーカーのモータに
ついても評価しながら作業は続けていく。
 
Romen8_20231119
複線レイアウトの線路配置
このレイアウトの進捗が停滞していたのは「線路配置を変えると
もっと面白くならないか?」を検討していたからである。
結局「この大きさ(800x400)ではこれ以上線路は入らない」という
ところで妥協して、敷石や道路を綺麗にして一応完成とした。
 
Romen1_20231119
パンタグラフ
設備(線路と架線)を整備したので、続いて各集電装置を使って
架線集電での走行性能を確認する。
まずはアルモデルの小型パンタであるが、集電シューを架線に
引っ掛からないように加工した以外はノーマルの状態で
充分に使えることが判った。
というか「集電するパンタとしては現状では最良」と言っても
良いと思う(入手しやすさや価格も含めて)
 
Romen2_20231119
ポールはやはり難しい
次はパール集電である。
今年前半に2種類のポールを開発したのだが、改めて集電性能を
確認すると2本バネのタイプが良いことが判った。
じっくり評価していくと、シュー部分の形状(外形や溝)が
重要であることが判ってきたのだが、こちらについては継続して
改良版を開発する必要を痛感した。
考えてみると、かつて架線集電を開始した時点ではポールの改良を
行うことが出来ず無念な結果になっていた。
それから20年近く経過してようやく解決(遠い目)
 
Romen5_20231119
サウンド対応の要
レイアウトと集電装置の次はサウンド対応である。
数年前にDigitraxの新SFXシリーズ(6シリーズ)のローディングを
行うことが出来ずに停滞していた。
今回、新しいパソコン(中古)を購入!
最新版のSoundLoader(V3.1)+PR3/PR4 Win10用ドライバの
修正パッチの適用した結果、SDH166Dへのローディングが
可能になった。
同時にHPにあるマニュアルをしみじみ読み直してみると、SFX006は
どうやら「サウンドローディングする使い方ではなさそう?」と
いうことも判明。
(注:私の拙い英語力による理解です)
それでも2個あるうちの1個は無理やりローディングは出来たのは
なぜなんだろう?
(注:失敗すると壊れるので危険です!マネしないように!!)
今後は新しい7シリーズについても検証の予定(資金的問題による)
 
Romen9_20231119
デコーダ搭載用のコネクタ
DCCを長年やっていると「デコーダは進歩に合わせて交換する」
ものであることをしみじみ実感してきた(遠い目)
かつてはKATOから小型の4ピンコネクタが販売されていて
便利だったのだが廃盤になってしまった(号泣)
秋葉原のパーツ屋に相談すると「個人で組んで使える最小のものは
ZHRシリーズ」と教えてもらった。
{秋葉原のパーツ屋さんは素人にも新設で嬉しい)
(注:KATO販売の小型タイプは受け側は売っているものの、上画像
 のような”ケーブルを付ける側”はメーカー発注しかない(パーツ
 販売がない(売っても個人では組めないから)とのこと)
久々に組むとそれなりに失敗したが、どうにか必要数を組んだ。
そんなことをやっていると、購入してすっかり忘却していた
ロクハンのデコーダも発掘したので使用することにした。
 
Romen3_20231119
都電6100にサウンドデコーダ搭載
SDH166Dはロコ用に購入したようで、大きさが大きいので
単車には厳しい?
ということで、ボギー車に搭載することにした。
ところで、Digitraxの6シリーズからは標準のスピーカーは
細長いやや大きなタイプに変更になっている。
(それ以前は28φでエンクロージャー無し)
上画像では搭載スペースの関係でシュガーキューブ(相当)に
交換してあるが、サウンドローディング時には純正スピーカー
でないとサウンドローダの初期チェックをクリアしない(可能性
がある)ことがあったり、過去の経験から「使用中にデコーダの
アンプが焼損」の可能性もあるのでお勧め出来ない使用法である
ことはご理解頂きたい。
(結局「手を入れて使うのは自己責任」なのである)
 
Romen4_20231119
ロンビック台車車両にもデコーダ搭載
ダルマヤ動力の車両だけでなく、近年制作している
新動力タイプ(ロンビック台車)についてもデコーダ搭載
して架線集電のテストを開始した。
現状ではDCC化すると低速走行時のコントロールが容易に
なり高評価である。
(トーマモデルの低速トルクタイプのモータの相性良好?)
 
Romen6_20231119
路面電車に必要な装備と設備とは?
1995年から「路面電車に必要なもの」についてあれこれ
研究してきた。
・脱着可能な架線/架線柱
・小型レイアウト化に必要な線路と小型ポイント
・敷石と道路の表現
・架線集電下での車両コントロール(DCC)と動力装置
・実感的な運転をするためのアクセサリー(サウンド)
・特殊装備(トラバーサ)
それは「時代の中で改良されてきたもの」もあるので

仕方がないとしても、なんだかんだで20年以上も
かかってしまった(遠い目)
 
時間はかかったがようやく実用化したので、これからは
「使って楽しむ」タームである(笑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

Viewing all articles
Browse latest Browse all 651

Trending Articles