今年の風邪はしつこい、不調である。
家の事情も結構大変である。
それはともかく。
21世紀の珊瑚模型ダックスであるが、近代的(?)な下回りになって、
むしろ悩みも増えている。
従台車の試作/走行テストを行うのであるが、これは軸箱がある動輪に
なったから?なのか、動輪のガタがが多く、外側台枠を装着しないと
ロット連動がシャクって困るのである。
(注:なので、外側台枠のプラ台枠はむやみに広く削ってはいけない)
ダックスを知っている人(がどれだけいるのか?)は判ると思うが、
ダックスの外側台枠は外すのにシリンダに付いているスライドバー
が干渉するのである(遠い目)
そうすると、走り装置(という表現が鉄道模型にはある)の調整のたびに
・シリンダユニットを外す
・外側台枠を外す
・動輪を抜く。
・台枠の加工
・以上の工程の逆を繰り返す(ち~ん)
のである。
外側台枠の止めネジ1.0φを抜き差しする「あのイライラ感」は、やった人
にしか判らない(怒)
注:ウチは結局、エコーモデルの+ネジの1.0φに交換
ああ、楽しい(はず)の模型工作でストレス溜めるのはどうなのか?
結局「外側台枠なしで動けば良い」のである。
さあ、そこが問題だ。
解決策は結構簡単?
ダックス(この形式の)の下回りを知っている人は判ると思うのだが、
この軸箱があって、動輪径が8.0φ=>9.0φになった仕様(要するに
ダックスII)では、結構台枠と軸箱とのガタがあり、これが組み立てたとき
にシャクる(ああ、専門用語)原因になっている。
と書くと「じゃあ、がっつり固定すれば?」と思う人は、小径動輪のクランク
連動を知らない人である。
このガタは「必要であって、必要でないもの」なのである(ご、ご~ん)
この哲学は、自作した人にしか判らないかもしれない。
ガタがないと「ビクとも動かない」のだが、ガタが多いと「ビクとも動かない」
のである。
(注:文字で書くとなんのこっちゃ?である)
結局「適切なガタがあることが重要」なのである。
ダックスの動力を組んで、走行テストの状況をじ~~~~~っと見て
「うん、これだな」と思った。
(注:なんか、技術ではなく哲学的だな)
こういうことは「工作技術」ではなく「模型修理経験の多さ」である。
ああ、新品を買ったことが少ない私って・・・
ここまでの「妙なる話」はともかく、結果としては、第1・3動輪の軸箱の
当る動輪押え板の前後(画像参照)に、t0.2の1mm帯板を貼るだけで
ある。
これは、ハンダ付けよりはG17などで接着するのが良い。
=>押え板を付けたときに”押されて適当にいい位置になる”から
走行テストの結果は良好
走行テストを行ってみると、やはり良好であった。
まあ、ダックスの”シャクリ”は、動輪とクランクの問題だけでなく、妙なる
ウェイトの配置が効いてくるのだが、それはまあ、この先するかもしれない
し、やらないかもしてない。
それにしても、この走行テストのテスト用ウェイトの形が笑える。
・・・・ああ、あとはサイドタンクの「給水口が欠品」の克服だな。